■大多数の人生

今まで普通の人生を送ってきた。

普通というのはあらゆる多数派の中に所属してきたということだ。

小中高大に進み、部活にも励み、恋愛も多くはないが経験をした。

THE・青春を味わってきた訳だ。

そして就活を経て、新卒で企業に入り会社勤め。

そして、これからの多数派は結婚して子供がいることだ。

人は生涯で結婚する割合は8〜9割らしい。

そして夫婦の大多数は子どもを授かる。

結婚を考える歳になってきた。

できるか分からないが結婚をしたとしよう。

問題はここからだ。

どれだけ考えても子ども育てる自信がない。

というよりはきっと可愛いであろう我が子に、こんな悩み苦しむことばかりな人間生活をさせなければいけないということがたまらなく嫌である。

その姿を見るのも嫌だ。産んでしまってごめんね、という気持ちになってしまいそう。

なにより世の親たちは子どもを作り(作ろうとしたのかできてしまったは関わらず)、いざ生まれて育てようと思う気持ちが本当にすごい。

無論他人の子どもは可愛く見える。

でも育てるとなったら訳が違うだろう。

そして一生懸命育てた子どもが反抗しようものなら、私だったら冷静な対応はできない。

でも大多数が選ぶこの道には、とてつもなく大きい幸福な何かがあるのであろう。

私はそれに気づくときが来るのだろうか。

結婚を意識し出した20代前半のある夜の考えごとを書き記しておく。

Permalink | 記事への反応(2) | 02:37

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