2020-09-04

マジョリティ被害者の顔をしないでほしい

今日見たニュースで強い違和感を覚えたのでここに吐き出してみる。

男性の被害者「100人以上」か…元中学校教師の男ら、睡眠薬飲ませ「準強制わいせつ」疑いで逮捕

元中学校教師の男らが男性睡眠薬を飲ませ性的暴行を加えた疑いなどで逮捕されました。 

被害者100人以上に上るとみられます

被害にあわれた方にお気の毒という感情は無いことも無いが、しかしこのケースでは加害者被害者ともに男性(つまりマジョリティ)であり女性被害者(つまりマイノリティ)がいない。

そう、被害者マイノリティである女性がいない、つまりこの件はマジョリティ間で生じた事件でありフェミニズム的な考察解釈余地が一切ない事件であり、法律に反していてもフェミニズム政治的正しさには反していないことをここに記しておきたい。

自分違和感(それもかなり強い)を覚えたのはブクマカのみなさんが被害にあった男性に同情的な点だ。

思い出してほしいのだが、トランスジェンダー女性は肉体が男性である以上女性専用の空間から排除は正当だし、弱者男性a.k.a.KKOは救済の余地のないミソジニストだった。そしてすべての男性には加害性がある。この事件被害者例外ではない。

やや唐突だが思考実験をしてみたい。なんらかの事件被害にあった男性がそれを理由女性専用車両に乗り込んで来たらその場にいる女性たちはどう思うだろうか?

「なに被害者ぶっているんだ男のくせに」

これが唯一にして絶対の正解。女性の前ではどのような被害に見舞われた男性であっても加害性が先立つことを覚えてほしい。

それなのになぜこの件に限って、被害にあったというだけで同情的になれるのか自分には理解できない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん