2020-09-01

ショタコンの長文お気持ち

燃やせ!!!!!!(挨拶)

最近は色々なところで色々なもの燃えているがとうとう自村も燃やされた。

・これまでのあらすじ

発端はとある絵師男児ラブドールを購入し、そのレポ漫画pixivにアップしたことらしい。

私はその漫画を読んでいないし、リアルタイム事態を追っていたわけではないので、漫画の内容や作者本人の発言等についての言及はしないが、ようはリアルショタコン実態が描かれた漫画が非ショタコンの目に触れてヤバイキモい性犯罪者やんけ!!!批判されてしまったというのが大筋のようだ。

まず本題に入る前に、ペドフィリアという性癖ペドフィリア以外の人にとっては気持ち悪く、危険もののように感じられるということについて、私は反論するつもりはない。

小児性愛倫理的に大きな問題を抱えた性的嗜好(指向)であり、性的マイノリティのLGBTQと比べても、受け入れられ難い。

また、児童への性的行為は明確に犯罪であり、その被害者実在する以上、けして公にできない趣味である

当事者自分性癖に関して慎重に振る舞う責任があると思うし、理解のない人たちがペドフィリアに対して身構えてしまうのも仕方のないことだ。

そのうえで、今回の漫画の内容、公開手段には問題がなかったと主張したい。

ここでは、争点の一つとなったであろう「インターネット公共性」について考えてみようと思う。

「誰の目にも触れる可能性があるのだから、鍵をかけてやれ」

これ、本当か?

・「公共性」とは

公共性」、最近一部界隈でよく見かけるようになった言葉だ。インターネット激アツエクストリームスポーツであるところのツイフェミvsアンチフェミ闘争では毎秒この言葉使用され、醜い表現物を公共の場に持ってくる持ってこないの論争が日々行われている。

これまでツイフェミ陣が燃やしてきたものは、主に自治体献血等のコラボポスターだったりテレビCMだったりした。

フェミ陣営批判根拠は多岐に渡るが、その中の一つが「公共の場に相応しくない表現である」というものだ。

ポスター広告政府HP、そのどれもが(一応は)不特定多数に向けて無差別に公開されているものであり、しかるべき場所に行けばいやでも目に入ってくるため、それが苦手な人たちにとってハラスメントになりうるというのがだいたいの主旨である

この話題に深く突っ込むことはしないが、これらの炎上と今回の炎上が決定的に異なる点があるとするなら「公共性」、この点だと思う。


インターネット公共の場か?


過去インターネットとは便所の落書きであった。汚い言葉の廃棄場であり、そこには現実とは異なる独自ルール存在した。

インターネットにおいては、基本的に「嫌なら見ない」がマナーだった。そもそも歩いていれば目に入ってくるような看板広告などとは違い、インターネット上のコンテンツ基本的検索しなければ出てこない。

「全世界どこからでもアクセスできるから」「誰でも見られるから

から発信するな、やるにしてももっと隠れてやれ、そんな意見をたくさん見た。

でも、本当にこれが規制根拠になり得るのだろうか。誰でも見ることができる、ということは、誰の前にも無差別に出てくる可能性がある、ということではない。

インターネットの仕組みは見たい人が見れるというものであって、見たくない人に無理やり見せつけるようなものではない。

今回の漫画に関して言えば、これはpixivにアップされたようだ(もちろんR18タグや注意書きありで)。あとTwitterで告知もしたかもしれない。

この時点で、件の漫画が目に入るのは「pixivで作者をフォローしている人」「似たような絵をいいねしていてオススメ欄に表示された人」「Twitterフォロワー」そして「RTでそれを目にした人」たったそれだけだ。作者には3万人フォロワーがいたらしいが、絵師フォロワーは大多数が作品ファンであると考えられるので、数の多さは重要ではない。

この中のうち、一つの集団を除いては、誰もあの漫画問題とは思わないだろう。好きで見ているのだから

この点から問題本質インターネット上で公開したことではない、ということがわかってくる。好きで見るなら問題はない。

しかし、「RT漫画を目にした人」。

彼らはどうだろう。もちろんショタラブドールレポ漫画を堂々とRTするような人をフォローしている人は、似たような変態だろうと考えるのが自然ではある。

でも万が一、そうでない人がいたら。見たくもない特殊性癖のディープ漫画を見つけてしまい、さぞ不愉快気持ちになってしまうことだろう。

まり問題の核心は「公開をある程度限定しているにもかかわらず、見たくない人の前にその情報が流れた」というところにある。


RT危険

なぜショタコンでもない人にショタラブドールレポ漫画シェアされてしまったのか?

これはTwitter仕様であるリツイート機能が原因だと思う。

自分フォロワーに向けて特定ツイートウェブ情報を公開できる機能は、手軽に情報を共有できるという利点はあるが、相手に見たくないものを見せてしま危険性を常にはらんでいる。

リツイートはたんに便利なだけの緑色ボタンではない。ある意味では、二次的な情報発信手段なのだ。だからリツイートする人は、その情報フォロワーにどんな影響を及ぼすかを配慮する必要があると私は思う。

RT先で誰かが嫌な思いをした場合、そのツイート主本人よりも、むしろリツイートした人間にこそ責任が問われるべきなのではないだろうか。

そう、まさにこのリツイートという行為こそ、炎上を引き起こす諸悪の根源に他ならない。

想像してほしい。

インターネット教室の隅で、オタクキモい絵を描いている。それ自体めちゃくちゃキモいし、周囲から白い目で見られてしまうのはもう仕方がないことだが、その中に猛然と突っ込んできて絵を引っ掴んで

「おい!!!!!!オタクがこんなキモい絵描いてる!!!!!!!」

と触れ回る奴がいたら、どうだろう。

オタク自分たちのキモい絵をパンピに見られたくはないし、みんなもそんなもの見たくない。なのに、わざわざそれをオタク一般人拡散するやつ……

なんでそんなことするんですか。

放っといてくれればいいじゃないですか。


不快ものを見たとき、「ウワ!マジでキモい!!」と言いたくなる気持ちはわかる。だが幸にして、インターネット情報選択することができる。見たくないものミュートできるし、気に入らないユーザーブロックできる。

もしオタクキモい絵をみて反射的にRTしてしまったら、フォロワー全体にそのキモい絵が拡散されてしまう。キモい絵をみた人たちは嫌な気分になり、その中からさらに絵を拡散する人が出てくる。

だが、最初キモい絵を見たとき、「これキモいんだけど〜!」と言いたい気持ちをグッと抑えてRTの代わりにブロックボタンを押すことができたら。キモい絵はオタクたちの間でひっそり閲覧されるし、フォロワーはそんな絵のことなど知らずに可愛いねこ画像かにいいねをする。

これこそ、正しいTwitterではないか

繰り返しになるが、情報は取捨選択できる。

それは被害者の方であれ、まだ幼い子ども(といってもインターネットは使える程度の)であれ。嫌だなと思うものは見なくていいし、公開する側もそういう選択ができるように、キャプションやbioで注意書きをしている。

見たくないし、見られたくない。ペドフィリア一般人の間の距離感はそんなふうに保たれてきたし、これからもそうあるべきだと思う。


結論燃えるべき問題など最初からどこにもない。ショタコン漫画ショタコンしか見ない。内容が多少、かなり、めちゃくちゃ過激だったとしても、見ない人には「関係ない」。

それなのに、

見たくもないものを眼前に突きつけ、不愉快な思いをさせ、

性犯罪被害者や、子持ちの親御さんや、多感な時期の子供を不安にさせる、

そんな人たちこそ、1番の加害者なのではありませんか。


今、現在性犯罪被害者子供たちを直接傷つけているのは、気持ち悪いペドフィリアたちではなく、あなたかもしれないのです。


・おわりに

お気持ち文書くの疲れた

これを書く前、あるツイートをみた。 

自分ショタコンだったが、子供が生まれて考えが変わった。ペドはいるだけで不安から規制してほしい」

なんだよそれ。子供まれたら気が変わったからもうショタコンは消えてくれって?

ふざけやがってクソが。テメーみたいなのが一番迷惑なんだよ。そんな程度の気持ちショタコンやってんじゃねー

以上です。

  • 【お気持ち審査会】評定基準外 長文を書くときは、読み手のために「はてな記法」を使いましょう。 見出しがあるだけで、グッと印象が変わるはずです。

  • ❅🐉💩

  • 言いたいことはわかるが、当然リツイートした人全員が批判派なわけではないんだから、拡散の責任を批判派のみに押し付けるのはいかがなものか…

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