ふと、これまで推しを推していて良かったと思えた事より、辛い思いをした事の方が多いのではないかと思った。そうしたら、あんなに好きだった推しへの熱が、急激に冷めていくのを感じた。
以下は全て、当該ジャンルが所謂キャラカタログジャンルである事を前提に記述している。
①全てが後回しにされる
キャラクターがいくつかのユニットに分けられ、基本的にユニット単位で展開するジャンルなのだが、自分の推しはあらゆるジャンル展開がいつも後回しである。
コラボアイテムは第一弾のユニットのものが需要過多で炎上し、第一弾分の再生産のために推しユニのいる第二弾もあわせて延期。舞台も後回しにされた結果、コロナで延期。コミカライズ封入特典も1巻のラインナップに推しはおらず、2巻の発売を心待ちにしていたら、2巻には全く異なった別の特典がつくと発表された。結局推しの特典が付いたのは3巻、1巻の発売から1年弱経っていた。3巻発売までに、多くの同担がジャンルを去っていた。
いつか来ることは分かっている。分かっているのだけれど、供給で盛り上がる他担を尻目に耐え忍ぶのは、あまりにも辛かった。
担当声優のウェイトが大きいジャンルである。キャラクター主体のコンテンツの展開はあまり多くなく、声優本人が登場するライブや生放送が、ジャンルの一翼を担っている。
しかし自分の推しの声優の出演率はダントツで低い。他キャラの声優は最低3回ずつは生放送に呼ばれているのに、推しの声優が出演したのはたった1度きり。推しの声優を除いた全員が集まった生放送さえあった。
推しの声優は、正直ジャンル内の声優の中では一番勢いがあり、瞬間風速で言えば最も人気のある声優だ。かなり多忙なはずで、彼が出演できない事自体はしょうがないと思う。でも、ファンとしての想いはついていかない。また推しは出演しないのか…と、何度落胆したか、覚えていない。
そしてライブ。推しの持ち曲は当時の登場キャラの中では(同率もいるが)最も少なく、従ってライブにおける推し声優の曲数、即ち出演時間も最も少なかった。MCを多く振るなどして声優ごとの出演時間を揃えようとかいう配慮は一切ない。私はもちろん現地参戦したが、ステージ上の推しの立ち位置から私の席が遠かった事もあるが、ライブにおける推しの印象が余りにも薄くて、終了後、異様に虚しい気持ちになってしまった。
これが今回ジャンルを降りようと決意した決定的な要因だ。
この春、ジャンルのソシャゲがサービス開始した。ただでさえ公式の供給が少ないジャンルであるので、最初は推しの新規ストーリーや新規イラストが定期的に見られる事がとても嬉しかったし、もちろん課金する気でいた。
しかし現状、推しは露骨な冷遇を受けている。今日時点で、これまで開催されたストーリー付きのイベントは5回、ストーリーはそれぞれ8話で構成されているが、推しが出演したのはたったの2話。それも、うち1話はスチルもボイスもない、台詞のみの出演。因みに最多のキャラは19話登場しているらしい。そしてイベント限定の最高レアカードが1枚も出ていないのは、全キャラ中で推しだけだ。こちらも、多いキャラはすでに3枚もらっている。
実はソシャゲでは、推し以上に冷遇され、カードもストーリー出演も殆ど無い他キャラもいたのだが、本日から始まったイベントでメインとなった事で、現在は推しの不遇さのみが浮いている。因みにその他キャラは本編展開では出ずっぱりで、トータルでの出番は私の推しよりずっと多いキャラである。
なぜ私の推しだけがここまで不遇な扱いを受けなくてはいけないんだろう?正直運営が推しのアンチである以外の理由が思いつかない。確かに推しは大人気ではないが、一方で1人だけここまで冷遇されるほど、ダントツの不人気キャラでもないと思っている。正直ジャンル自体が斜陽の今、キャラ人気格差は縮まっている。
ソシャゲ運営は私の推しを露骨に冷遇する一方で、排出率を今時珍しいほどに渋く設定した人気キャラのガチャを立て続けに導入している。当該キャラ推しから聞こえてくるのは歓喜の声ではなく悲鳴だ。そんなに連続してガチャを出されても、ガチャを回すだけの資金を用意する事はできない。当然、売上は下がる一方だ。推しのガチャが来れば回さずにおれないファン心理を利用すれば、楽に金を稼げるだろうと、頭の悪い運営を続ける運営会社には殺意しか湧かない。
まあここまで詳しく書いてしまえば、少しジャンルに触れたことがある程度の人でも容易にジャンルとキャラを特定できてしまうだろうが、別に特定されても良いと思って書いているから問題ない。ただ怒りを吐き出すために書いているので、文章をまとめようとかいう気もさらさらない。
「言うほどお前の推しだけが不遇とかねーよ、公式はなんだかんだ言って気を遣ってる」「良曲と良MVもらって何言ってんだよ、自分の推しの方が不遇だわ」「新キャラの出番こそ少ないんだから恵まれてる方だろ」みたいな反論を抱く人がいる事も想像できる。
私はただ、自分が「推しが公式から、優先度の低い、別に出番を作らなくても問題ない存在であると思われている」と思い込んでしまっている事自体が悲しく、悲しい思いをするのならば、あくまで人生の片手間に楽しむ為のものである娯楽として相応しくない、と感じられてやまないのである。
お前いい年してんのに オッサンが作ったキャラクターを自分の推しとか言っちゃって 散財して挙句ストレスためて なんかバカみたい
ピザを縦にした話しか知らない自分ですら即分かったくらいジャンルはもろバレなんだけど それ隠す意味あるのか 推しってのは誰なのかしらんけど(ってか一人もキャラ知らんけど)
こういう「自分の好きなキャラが優遇されない世界が悪い」系のやつ いつになったら学ぶんだろね
こういうジャンルを捨てる理由みたいなのをぐだぐだと書く人は多いけど 「引き留めてほしい」とか「私のような優良ユーザーをないがしろにする運営が悪い」とか言いたいの丸見え。 ...