2020-07-19

anond:20200718215851

ひきこもり相談員がやってきました。

 

>私の兄は13歳から15年間引きこもっている。

感覚として、28歳ならまだまだ色々な可能性があるかなと思う。ご本人の状態や関り方を知らないか確証ではないけど、でも28歳という情報だけでいくと「まだいける!」と希望を持って相談に挑んでる。

 

問題は、今後祖母や親が亡くなってからの彼の生活だ。

お金の面はファイナンシャルプランナー相談で目安を立てることはできるけど、40歳未満は両親にも覚悟がないので追い返すと畠中先生は言っていた。

畠中先生というのはひきこもりライフプランって本の著者。

https://survivallifeplan.com/

 

兄弟である私が支援しなければならない

いろんな人が書いているけど、兄弟にそこまで義務はない。将来も状態が変わらない場合自分生活が維持できた上で支援してくれるのは望ましいけれど義務ではない。

その前に、何年後に兄弟支援する必要性が発生すると想定されているのかが気になる。先になればなるほど何が起こるか本当に誰にも分からないので色んな意味杞憂に終わることも。

 

行政サポートが十分とは言えない

間違いない。税金でそこまで予算つけてくれないから。自治体によって全然できることが違う。自治体ガチャ

定期的な訪問をしているところもあるようだけど、それだけ人口に対する保健師訪問員に余力のある自治体さんどこー。

 

それ以上に、成人の人権が関わるようなことに誰がそこまで介入できるのか。

サポート十分って認識、多くの人が「何かをしてくれる」と思いがちだけれど、人権をもった、それも一人の成人に第三者が何をしろと。

 

で。何かをするのにおすすめは、まずはひきこもりの本人が住む環境を作っている同居されている方々が環境づくりに動くこと。

外に出ることに困難を抱えているご本人にどういう環境を作って、本人に影響を与えるかが何よりも勝負所

本人と家族の関りが全くわからないので何も言えないけれど、そういうところを行政でも民間でもいいかひきこもり相談相談してほしい。

まっとうな民間会社にお願いしても、結局最初は、本人の安心できる環境をどう作るか以外ないと思う。

お金出して知識ある人(これもとても重要知識ない人怖い)にたまに訪問きてもらっても、毎日時間接する同居する人が台無しにしたら何にもならないしね。

正直、引き出し業者みたいな人権無視予後の悪いやりかたをする以外の方法ってこれ以外あるなら教えてほしいぐらい。

 

ということで、ご同居の方々に相談お勧めしてください。そして、環境づくりに心が折れることは山のようにあると思うのでご同居の皆様を遠隔からサポートしていただけると、相談員としてありがたいです。

あと、斎藤環先生の「「ひきこもり」救出マニュアル 」はマニュアルとして分かりやすいのでお勧めです。

それと、ひきポスあたりを見ると、ご兄弟から見た世界垣間見れるかもしれません。

https://www.hikipos.info/

 

参考になれば。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん