2020-07-09

 薬害オンブズパース会議は、新型コロナウイルスに対して藤田医科大学実施中の抗インフルエンザ薬「アビガン」の観察研究について、軽症者の死亡率が高いとして、新たな患者登録をいったん中止するよう求める意見書公表した。アビガンを観察研究の枠組みで使用し続けることはかえって患者利益を損ねるとし、厳密なランダム比較試験の結果による有効性の証明なしに承認すべきでないと改めて訴えた。

 意見書では、藤田医大公表したアビガン観察研究中間報告において、致死率が11.6%に達したことを指摘。厚生労働省新型コロナウイルス診療の手引きの全国集計による致死率1.6%中国CDC公表している致死率2.3%と比べて明らかに高いとし、「このことはアビガン有効でない可能性、さら有害可能性を示すもの」との見解を示した。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.yakuji.co.jp/entry80118.html



薬害アビガン訴訟来るか?

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