2020-06-29

ホテル清掃警察からお客様へのお願い

記事忘れ物について書かれた記事ホテル警察の者として増田を書いた、ホテル客室清掃係責任者業務経験からの、ホテル利用者へのお願いです。

 

1.タバコはお部屋で絶対に吸わないで!

今どきは、喫煙おkの客室が少ししかなかったりするのも当たり前の時代であり、まったくないホテルもあって、喫煙ホテル内の専用喫煙ルームでするしかないホテルも珍しくなくなりつつあるようです。

それなのに、禁煙室で喫煙をするお客様は絶えません。罰金を取ると明確に書いた表示物をおいてすらも無視されます

何故困るのかと言うと、それは次お客様が入られて、煙草匂いだけで嫌がるお客様が多いからです。そして、最も早く煙草匂いに気づくのは、清掃員なのです。清掃員は要するにパート時給で働くのが一般的な、表現は悪いですけど、ホテル内では最下層の人間です。その最下層の人間が最も困るのです。だって消臭作業をするのは大抵が清掃員であり、その消臭責任まで負わされていることも珍しくはありません。

ホテル側としては、一刻も早く次のお客様のために部屋を仕上げて欲しい。ですから消臭作業を急かされたりもするのです。ただでさえ時間に追われて働いている清掃員が可愛そうだと思いませんか?

ですから絶対におタバコを客室内で吸わないで欲しいのです。これは、意外に思われるかもしれませんけど、たとえ喫煙室であったとしても、です。もちろん禁止はされておりませんし、吸っても構わないというのはあるのですけれど、実は、最近禁煙を好まれお客様が大半でして、空き室を埋めたいがために入ってきたお客様禁煙要望されて、喫煙しかない時に、そこへ誘導されるのです。もちろん、お客様にも当然「喫煙室でタバコ臭いしますがいいですか?」とお伺いはします。ところが、ホテルはそうしたお客様が来ることを当然予想していて、喫煙室ですらも、清掃員は可能な限りの消臭要求されることもあるのです。もちろん、清掃側は「てめぇらいい加減にしろ! 喫煙室の消臭なんか出来るか!」と怒っていますが、最下層民ですから、上には言えず、その文句を一手に引き受けて板挟み状態にあるのが、客室清掃係責任者なのでございます

ご不便おかけしますが、何卒、喫煙だけはお部屋でしないようよろしくお願い申し上げます

2.毛染め剤を使わないで!

これは結構ネットでも言われる話なのでございますが、部屋内の様々な箇所の材質にも依るとは思いますが、毛染め剤をテーブルの上やバスルーム内等で使用されてその成分を放置されてしまうと、染みとなって取れないのです。よくあるメラミンスポンジ如きでは取れないこともしばしばあります。実はこれ、ホテル側としては損害賠償請求の出来る話でもあり、ほんの僅かなバスルーム内の染みのために、バスタブ一式取替なんてことすらあるわけで、それを請求されたらどうなるかを考えていただきたい。実際にあったという話も聞きます。ほんとに常識で考えていただきたいものです。

3.床カーペットをあまりさないで!

誠に申し訳ない話なのでございますが、大抵のホテルは床がカーペットだと思うのですが、実は客室清掃員の多くはカーペット清掃のやり方をそれほどにはよく知っているわけでもないのですね。清掃の国家資格でもあるビルクリーニング技能士実技試験にもあるほどの、ちょっとした知識技術のいる作業なのです。例えば、ワインなどをこぼされてしまますと、これはタンニン汚れと申しまして、適切な洗剤を用いないと汚れ落としが難しかったりします。他にも様々な汚れ落としの難しい場合があり、たった数センチ程度の汚れで客室を売止にしなければならなくなる事態にまでなったりもします。

もちろん、これはホテル側のリスク問題であり、きちっとした対応策を用意しておくことが不可欠なのではございますが、現実にはそうなっていないことが多く、これもまた清掃員の責任として押し付けられることもしばしばある問題なのです。

ですので、出来る範囲結構でございますので、なるべくカーペットを汚さないようご配慮いただきワインなどで汚してしまった場合には、フロントや清掃係に一言お伝えいただくだけで随分と助かりますのでご協力頂きたく存じます

4.冷蔵庫忘れ物を見つけたら捨てて欲しい!

前回の増田記事についたブクマなどで、冷蔵庫の件が言われておりました。なるほど、冷蔵庫は非常に忘れ物が多いところなのですが、残念なことにこれまた清掃員が気づかないこともあるのです。当然これは、清掃員が忘れてはいけないことだと十二分にわかった上で、ここは増田という場ですからあくまでも正式なお願いではないということをご了解いただけると思いますので、敢えてお願いいたします。もし、あなたホテルにお泊まりいただいた時に、「あれ? 冷蔵庫に前泊者の忘れ物があるぞ?」と気づかれたのであれば、誰にも言わないで欲しいのです。もちろん、気が咎めることではあろうと思いますし、お土産や高級品などであった場合には当然、フロント様にご報告頂いて結構です。しかし、例えばペットボトルののみ残しであるとか、アイスクリームを食べ忘れて放置されているようなものであるとかだったら、その場で捨てていただければ、ほんとにありがたい話なのです。それだけで、実際、その清掃員がクビになるほど叱責を受けることもまたあるのでございます。もちろん、冷蔵庫に物品が放置されたままであると大変ご気分を害されるであろうことは解った上で申し上げさせていただいております。何卒、清掃員はホテルで最下層民であることをご理解下さい。こんなのここでしか言えません。

5.ゴミ箱が小さすぎるというお客様へ。

ものすごく簡単解決方法がございますフロントへご連絡下さい。ゴミ箱を追加して貰える場合もあるでしょうし、一杯になったら回収して貰える場合もあります。他には、フロントに申し入れして頂いてゴミ捨てように段ボール箱を用意してもらうなどの方法もございますいくらでも方法はありますので、何卒フロントへお申し付け下さい。解ってもらえないホテルは、Googleやその他のホテル予約サイトに「くっそひでーホテルだな」とでも口コミを書いてもらえれば。

6.粗大ごみを客室に放置して帰るのはやめて!

経験お話しますが、それはおそらくは何かの展示会場でステージを設営するための折りたたみ式簡易骨組みなのでしょう。それを放置されてチェックアウトされたのですね。さて、これ一体どうなると思いますか? 正解は、忘れ物として保管する以外に方法がない、です。滅茶苦茶困りました。何故かと言うと、忘れ物保管場所が狭くて、置き場所に困ったからです。そして、預かり期間3ヶ月経ったあとに捨てるときも大変でした。ゴミ屋さんは分解して綺麗にまとめてくれないと引き取ってもらえなかったのです。くっそ重かったし、金属フレーム素材だから危ないし。

他によくあるのは、キャリーケース/スーツケースですけれども、これも放置するのではなく、どうしてもいらないのであればフロントか清掃係に一言不用品です」と仰っていただければ、保管の手間を省けますので、とにかく言って欲しい。言っていただいたら、ホテルで捨てますホテルだってサービス業なので、ほんとはお客様がご自身で捨てて頂かないといけないものであっても、協力は惜しみません。協力しないホテルには口コミ悪口書きまくってやりゃぁ良いのです。

 

以上取り急ぎ思いついたお客様へのお願いを書きました。何卒よろしくお願いいたします。

 

追記:よく、シーツや布団などは綺麗にして帰った方が良いのか? という疑問のお声を聞くのですが、グッチャグチャで構いません。どーせシーツ類は剥がすのですから。それよりも忘れ物にお気をつけくださいね

  • 1.タバコはお部屋で絶対に吸わないで! うるせぇよ。お前ら些細な事にこだわってんじゃねえよクソザコが。 禁煙だろうがタバコ吸えるようにしろ。 あとホテル代税込みで一泊1000円...

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