2020-06-25

きじゃないけどできる事を仕事にしてる人

林修の初耳学というTVプログラムを見た。

放送していたのは予備校講師林修先生高学歴ニート説教する企画だ。


林先生はおおよそこんな事を言っていた。

やりたい事とやりたくない事、できる事とできない事の2つの軸がある。

やりたい事とできる事が重なる人は幸いだ。

しかしそうでない場合はどうだろう。

やりたい事を優先するのか、できる事を優先するのか。

林先生はやりたくないけどできる仕事をする人生を選んでいる。

高学歴ニートはやりたい事を追い求めている。

やりたい/やりたくないは偶然の産物で、絶対的ものではない。対して、できる/できないは必然だ。

林修先生高学歴ニートに対して、できる事を軸に人生選択してみてはどうか?と提案する。企画の内容としてはこんなところだ。


今この世の中でこれを実践できている人はどれだけいるのだろうと思った。

みんなやりたい事を仕事にして失敗してるんじゃないかと。

皆やりたい事を2、30年間くらい探してる。

やりたい事の中でどれだけマシな仕事があるか必死に探してる。

昔は親や学校先生が進学先や就職先まで指示する事も少なくなかった。ある意味第三者客観的に選んでいる。結婚もそうだ。

いつしか社会個人意見尊重する社会変わっていった。そうすると皆自分のやりたい事にパワーを注ぐ。ネットの普及は拍車をかけた。

何せ、ニュースだって自分の興味ある話題ばかり表示される。

こんな社会で、好きじゃないことを仕事にする人なんてどれだけいるんだろうと思ってしまう。それもまた才能だと思う。

  • 好きだけど向いてないことを仕事にして、うまくいかなくて嫌いになっちゃうことほど不幸なものもない。 趣味なら自分の世界の中で楽しめばいいけど、仕事にした時点で当然クリアし...

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