「なぜ開票率が5%の段階で当確がだせるんだ?」
「あなたは味噌汁の味見をする時,どんぶりいっぱいの味噌汁を飲むのか?」
「小皿だ」
「それが統計学だ」
ってやつ.
もちろんここでの主張(全体の傾向をつかむために全てを調べる必要はない)には100%同意するんだけど,味噌汁の比喩が本当に適切なのか,という部分でなんとなく腑に落ちない気がしている.
「よく混ざった味噌汁」は「適切にサンプリングされた母集団」と対応すると思うんだけど,適切なサンプリングは「よく混ぜる」とは違うのではないか.それはむしろ,味噌の沈殿している部分と上澄み,さらにその中間から過不足なく味見をすることと対応するべきであって,ここに若干のズレを感じる.
だからなんだって話でこれより直感的に理解しやすい例え話は思いつかないんだけどね.夏はナスとミョウガの味噌汁が美味い.
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