私以前、国賠請求で勝訴するためには原告に損害が必要で、その損害があるかどうかが疑わしい、クラウドファンディングがはじまった暁には、その点の説明があるかなどを確認して判断して欲しい、と増田に書きました。
そして、実際に「香川県ゲーム条例が憲法違反の確認と、議員の立法不作為責任を求める国家賠償請求訴訟」のクラウドファンディングがはじまっています。
https://camp-fire.jp/projects/view/271398
このクラウドファンディングの文章の中では、原告の損害についての説明は特にありませんでした。(①パブリックコメントが不透明、②制定過程が不適切、③違憲の可能性がある、というはいずれも違法性に関連する主張で、原告の損害についての主張ではありません)
クラウドファンディングの説明文で、国賠請求の際の損害の内容を説明するのが当然、ということはないので、書かれていないこと自体に問題があるわけではありませんが、この訴訟に勝ち目があると思ってクラウドファンディングに応じているのか、よく自問してからクラウドファンディングに参加するようにして欲しいと思います。
一月ほど前、香川県の現役高校生が同県のゲーム規制条例が憲法違反だとして訴訟を提起する準備をしている、というニュースが話題になりました。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-0001...
私は、以前、国賠請求で勝訴するためには原告に損害が必要で、その損害があるかどうかが疑わしい、クラウドファンディングがはじまった暁には、その点の説明があるかなどを確認し...