2020-06-09

パートナーを『相方』と呼ぶ文化に隠れた闇

一部界隈に、パートナーのことを『相方』と呼ぶ文化があることは、多くの人が知っていることと思う。

お笑い芸人かよ」「素直に恋人って言えよ」という批判もそれなりにあるのだが、

恋愛的な意味ではない、自分にとってオンリーワン相手に使うことも少なくないため、個人的には普通に受け入れている風習だった。

  

ところがつい先日である

コロナ以来で久々に会ったバイセクシャル(男女共に恋愛対象と見ている)の知人が、同性の『相方』さんを連れてきた。

これはそういう仲になのか? と相方さんが席を外したタイミングで聞いてみたところ、まだバイセクシャルであることは伝えておらず、恋愛関係ではないと言う。

相方』という呼び方恋愛関係なくとも使うのはわかっているが、この場合は実際に恋人になってから呼び名を変えた方がいいのでは? と疑問を覚えたのだが

曰く、相方さんは同性から特にモテる為、周りの人間への牽制のために『相方』と呼んでおり、当人にそのことは伝えていないらしい。

  

まり相方』という呼び方恋愛恋愛外双方のパートナーに使われているのを利用して、

相方』と呼んで勝手恋人面をしながら、注意されたら「『相方』ってそういう意味じゃないし」と言い逃れをする、という行動をとっていたのだ。

  

正直に言って、卑しく気持ちの悪い発想だと思った。

しか当人曰くこれはよく使われている手法で、むしろ恋愛感情のある自分はマシな方であり、

性質が悪いタイプだと、恋愛対象ではないが他人に渡したくない同性の友人を『相方』と呼んで異性を遠ざけさせ、自分だけは異性の恋人を作る、という手合いがゴロゴロ居るのだという。

  

本当にゴロゴロ居るのかはわからないが、そう言われるとしっくり来る、もしやアレはそうだったのか、という記憶が幾らかあった。

突然自分のことを『相方』と呼ぶ同性の友人が表れた場合注視してみてもいいのかもしれない。

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