私は昔歩くときは下を向いてばかりだった。
別に意識して下を向いていたわけでもないし完全に無意識なのだけど、とにかくその景色だけが鮮明に残ってる。
そんな奴普通に話しかけたくないしあと普通に考えて前見て歩かないと危ない。
学校も休みがちで友達といえば休み時間は教室で絵を描いているようないわゆる陰キャの子たちばかり。
当の私も立派な陰キャだったし今だってそれは変わらないけれど、私はいつの間にか顔をあげてまっすぐ前を見ながら歩くようになった。
当時の友達、いつも一緒にいるようないわゆるいつメンとも普通に仲良くしていたし仲良くしてもらってたと思うけど、今考えてみれば心の内にあることを話せるような本当の友達は一人もいなかった。
学校を休みがちだったのは大人になってから病気が判明してそのせいだったとわかったけど、失った思春期の青春は帰ってこない。
高校に入って小学校の頃よりは学校にも通えるようになり、友達も増えた。
今連絡を取っている子は数人に減ったけど、当時はとても楽しかったしまさに青春!って感じだった。
私にとっての人生のピークは絶対にここだと思ったし、それでいいと思った。
その頃にはもう顔をあげて歩いていたんだと思う。
高校三年生がとても楽しかったし、青春、人生のピークはやっぱりここかなとは思うけど、今もそれなりに楽しくやっている。
病気とかいろいろ大変なことは多いけど、大好きなアイドルに出会ってから心から大好きで信頼できる友達も年齢問わずたくさんできた。
今はこんな状況(世間的にも個人的にも)でアイドルにも友達にもなかなか会えない日が続いていて大変だけど、またこれからいろんな青春に気付いていきたい。
うんち
前向きでいいね
ありがとう