2020-06-08

今日からできる差別を無くす方法

差別問題を考えるとき、具体的な出来事フォーカスしてしまうから自分の中にある差別のものを見過ごしてしまう。

黒人問題が発生すると人はこう考える。

黒人待遇に怒りを感じる。自分黒人に対して嫌悪感はない。差別されている現状に対して解決を望んでいる。」

その思考をもとに、つまり自分差別主義者ではないと考える。

しかし、これは間違っている。

この段階では、黒人事件があまりにも遠くの出来事過ぎて、実感がないのだ。だから軽く「解決を望んでいる」なんて考えに及ぶ。

残念ながら遠い日本で1億人が怒りを感じたところで何も解決しない。それが差別問題だ。

遠い国の出来事に遠くで怒っていても何も変わらない。

それならば今何をすべきか。

遠い国の出来事で学んだことを、身近の出来事に置き換えて行動を省みるべきだ。

遠い国の黒人問題について、国内で論争しても何も良くならない。

どうせ怒った人間意見の弱い人間論破して気持ちよくなて終わるだけだ。

そうやってまた差別ポルノを消化しては終わるを繰り返しているだけではないか

自分たちの国に無数に存在する差別はどうした。

在日外国人性的マイノリティ障害者依存症患者、、、数を上げればきりがない。

あなたは確かに差別主義者ではないかもしれない。

では、果たして差別ポルノ愛好家ではないと言い切れるのだろうか。

差別されているかもしれない人間に対して、可愛そうだと考えたことがないと言い切れるのだろうか。

差別をなくす方法簡単だ。

目の前の個人を、集団から切り離して唯一の個人としてしっかり見据えること。

事前情報先入観を切り離して、その人としての行動に目を向けること。

自分の中に差別意識があるかもしれないと常々思うことで、知りもしない情報勝手に補完しようとしないこと。

問題が発生したときは背景にある集団理由とせずに、その個人問題としっかりと向かい合うこと。

そして、これを小学校教育で徹底することだ。

悪いが、差別意識の根本小学校教育にあると睨んでいる。

小学校教育はこの真逆だ。

歴史的背景を教え込んで、人間分別する。

自国が最も優れていると教え込んで、無意識のうちに他国民が劣っていると信じ込ませる。

集団行動をマジョリティへの依存だと教えこんで、マイノリティに対して劣等感を植え込ませる。

君たちはそんな小学校教育被害者だ。

君たちが悪いのではない。そうした教育が許されていることがおかしいのだ。

そこにある原因は大人たちの都合だ。

そうして教え込んだほうがまとめて同じ教育をしやすいというだけなのだ

団塊の世代確立された手法少子化の今も適用されている現状にこそ問題がある。

今や勉学はオンラインでいつでもどこでもできる。

それならば学校に求められることは、マジョリティ依存ではない個々の価値観を認め合う教育だ。

集団で集まることの利点は、いまやまとめて同じことを教えることにはない。

多様性がそこに存在してる事実を見て学び、お互いを受け入れることに特化すべきだろう。

君たちは被害者だ。

しかし、大人になった今もまだ、そうした被害者を増やし続けていることに目を向けようとしないのであれば、加害者と同じだ。

我が子は先天的理由で今まさにいじめにあっている。

校長でさえ、いじめる側の理解者に付いている状態で、問題根深さに頭を痛めているところだ。

そんな彼らが、道徳の授業でいじめ問題を取り上げていじめが良くないと口にしているのをポルノではなくてなんと呼べば良い。

私の考えは間違っているかもしれない。それならばそれでいい。

ならば解決のための行動を起こしてくれ。間違っていると論破して気持ちよくなって終わらないでくれ。

これを読んだ諸兄は、今後差別ポルノ気持ちよくなったくらいで、差別がなくなってほしいなんて二度と口にしないでいただきたい。

目の前に差別があることを認め、行動を起こしてくれ。

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