2020-06-02

なぜ望んで結婚したのに、今はこんなに辛いのか。旦那のことは好きな

のに。


婚活女が、男に「結婚したい」と思ってもらうためには。料理が好き、家事全般好き、経済観念もそこそこあります!の家庭的メリット女子力()アピール必要しかった。

(人気の婚活本、愛されテクニック系の書籍ブログなどを読む限り)


実際プロポーズの決め手は料理好きなところと、ふるさと納税の申し込みなどをきちんとやってくれる所(経済観念?)だったらしいから。


結局裏目に出てしまったなぁ。

だってどれも別にライフワークにするほど好きじゃない(=作業から

(清掃業者になるくらい掃除好きとか料理研究家になるくらい料理好きとかそういう仕事にするレベルで好きならいいかもね)


経済観念だってはっきり言って本当はない。

多分ばれてないけど貯金は少ないし無駄遣いはかなりする。


その論理で行くと、そう言う家庭的女に食いつく男性年収も【低〜中の上】くらいで

女性はこうあるべき!女子力とは!家事育児はお前の仕事!とか言うモラハラ予備軍な人になってしまうだろう。


※余談:年収が高すぎる人は家事プロ外注したりするし、嫁にそこまで求めない傾向がありそう。

例) 若い金持ちモテるから遊ぶ=そもそも結婚先送りしがちで嫁いない。

若くない金持ちは金持ってなかったら釣り合わないような若い子をトロフィーワイフ的に求めるから家事より容姿を求めがち。もちろん本人の外見等で例外あり。


年収の人は置いておいて、要は、自分ママみたいな人が欲しいんだよね。美味しいご飯作ってくれて、身の回りのお世話を献身的にしてくれて、無償の愛を捧げてくれて。


さら自分の子を生んで育ててくれて、稼いでくれる俺に感謝尊敬をしてくれる、優しくて褒め上手な可愛い嫁が欲しいんだよね。


専業主婦を望む女性ならまあ仕方ないと思う。

もしくは共働きでも旦那が倍くらい年収が高いとか。

経済的に旦那に寄りかかるなら、旦那ママ代わりで尽くす覚悟はある程度必要なのかも。


今の30代以上の人の育った家庭(主に首都圏)の親世代専業主婦家庭が恐らくメジャーなのでそのママのような良妻賢母が当たり前に求められるのかも。


でも今はうちのように正社員二馬力年収もほぼ変わらない家庭も多い。

そうなると完璧旦那ママ専業主婦)と同じクオリティの尽くしをするには限界がある。


ただ、私も女として育てられてきた過程で、

彼氏旦那様のために美味しい手料理を作る、綺麗好きで子ども好きでママのように女子力の高いのが良い』

のような、女の子はこうあるべき、男の人に愛されて尽くして、それが女の幸せ

テレビドラマ女性向け雑誌モテ技コーナー、また学校教育の中で染み付けられ、思い込まされてきたと感じている。


から料理もがんばったし、彼女らしく、奥さんらしく尽くせることに幸せを感じたりもした。それも思い込みで、束の間だったけど。


私の家は貧しい方なので、親世代の中では珍しく共働きで、母は父より稼いでいたけど、それでも父は台所に立ったことも食器を片付けたことも掃除をしているのも見たことがない。


洗面所が汚れていても母に怒り、自分で片付けない。

女の子なんだから、お手伝いの一つもしなさい」

男の子だったら塾に通わせたいけど…女の子はどうせ嫁に行くしな」

とも言われる始末。


今となっては「お母さんより稼いでないお前はなぜテレビ見て横になってるの?作って貰ったのに皿くらい片付けろよ。」と思えるけど、その時は思わなかった。


『男の人はやらなくていいもの』と思いこんでいたから。


から旦那友達奥さんのことを「あん奥さん理想だなぁ。三歩下がって主人を立てて。」って言ってたのもそういう教育の賜物なんだと思う。


男も、女も、誰も悪くない。そう摺り込まれ教育プログラムされただけなのだから

古い時代教育がただただ男尊女卑なのだ

当時はそうしなければならない経済的(社会的?)事情があったのかもしれないし。

だけどその子ども世代でいきなり世の中が変わることはない。


結婚してみて気付いたことで、男の人がずるいと感じてしまうのは、

独身時代同様、仕事趣味に全振りして、職場ではそれなりに評価され、順当に昇進していくこと。羨ましい。


女性のように出産で1人産むごとに1年以上キャリアに穴を開けることもなければ、子どもがいる人は避けよう、と飲み会に誘われなくなることもない。


いや、結婚から気づいていたのかも。

就活面接で「結婚願望はありますか?折角育てて立場を与えてもすぐに寿退社産休を取られてはねぇ…」と言われて悲しくて泣いたこともあったから。


でも女はそういうもの教育をうけ、それに納得しておきながら、結婚を望み、子どもを望み、今の生活を選んだ以上、私に責任がある。


自分が選んだこの世界の中で、ただ家に尽くすだけの愛され婚活本の中の古きよきテンプレ女性像を目指すのではなく、

私は私らしく仕事趣味自分の好きなことをもっと頑張ればいいし、そのためには尽くしすぎず頑張りすぎないことを頑張ろうかな。


男性のことも妬んだり嫌いになりたくないし、男だからこうではなく、この人だからこんな魅力がある、と思えて家族を愛せるようになれたらいいな。


自分のことを家事育児ロボット生活費稼ぎ機能付き)と思い蔑まず、1人の人間として大切にしたら、きっと旦那や周囲から大切にしてもらえる気がする。


家事育児仕事も、損得で考えたら終わりだ。

「男は得してる」そう思えばそれを言い訳に頑張らなくなるから

しろ家事育児完璧にこなして旦那を愛しつつ旦那より稼げるようになったらかっこいいじゃん。はー、体力つけなきゃ。


黒人vs白人論争を男尊女卑に置き換えて語る人もいるけど、男女間で憎みあってもお互い不幸なだけと思う。


女だから言い訳にせず、諦めることをやめ、しあわせになりたい。


からせめて自分の子どもには、男尊女卑の摺り込み教育はしない。女も男も等しく価値のある存在仕事でも夫婦間でも対等なライバルであっていいんだよと言ってあげたい。

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