私の立場はゲームに限らず、特にスマホに関係する人を依存させるプロダクト全般が問題だと思う。
香川の人は子供にゲームに依存してほしくなかったのだろうし、私は子供にはスマホに依存してほしくない。
実際に今のスマホはやりすぎだ。
はてなのアプリを例にどのように人に依存させているかを解説する。
主に以下の3つの仕組みで人に依存させようとしかけているだろう。
1. 新着記事にたまに面白い記事、炎上する記事、本当に役に立つ記事が出てくるから、ついつい確認しに見てしまう。
2. 他人のコメントを見て、自分のもやもや考えていたことを言語化してもらえてないかついつい探してしまう。
そして、上記で目的が達成されたときに脳内物質(ドーパミン)が出て報酬を感じる、という原理が働いている。
その有るか無いか分からない報酬を求めてだらだらとやり続けさせられてしまう。
1. 単純に時間を浪費する。
2. 受動的になり、頭が悪くなる。
ではどうするか、
1. 断片的な知識ではまとまった知識や深い思考は手に入らない。もっと良書にじっくり取り組む。
大前研一は1970年代著の名著「企業参謀」の中で、新聞ではなく、まとまった情報である週刊誌を読むべきと言っている。
新聞でさえいらないのだ。
わざわざ中毒になる危険を冒してはてなのトップニュースなど見る必要があるだろうか。
2. ブログを書く。アウトプットをして頭を使う。他の記事はだらだら読まない。
3. 15分から1時間の脂肪燃焼程度のゆっくりしたジョギングをする。
ジョギングにより、BDNF(Brain Derived Neutron Factor, 脳由来神経因子)が生産される。これが脳の働きをよくする。
また、運動によってドーパミンも生成されるのでポジティブになる。
血流がよくなる。生活習慣病も予防される。
朝に軽く走れば、セロトニンも活発になるので鬱病対策にもなる。
ジョブズはデバイスに子供が依存する危険性をよく知っていたのだ。
では、ギャンブル依存症になるとどうなるか、以下の日本薬学会の記事では、
「脳内に報酬を求める回路ができてしまうと、元の状態に戻すのは難しいと言われます」と書かれている。
またその直後に「が、ギャンブルを断つことで、時間はかかってもゆっくりと元の状態に戻っていくことを報告する研究もあります。」
https://www.pharm.or.jp/mame/20190101.shtml
これは「2歳未満の子供にはテレビを見せないで」という米国小児科学会の指針に基づいているそうだ。
逆に外で遊ぶ経験が重視されている。
賢い選手を作るには、電子デバイスに触れるよりも他の体験が重要なのではないか。
スロット原理と上手く付き合う、中毒にならないように生活する、というのが賢い人の生き方だろう。
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上記ではスロット原理によりドーパミンを得ていくことはやめるべきだと述べ、
以下では、どのようにドーパミンを得ていくべきか述べる。
2. ドーパミンは
に得られる。
この二つを合わせて考えると、
人はドーパミンが得られず、
無気力になるか、
スマホなど手軽にドーパミンを得られるものに依存するかのどちらかになるのだ。
価値観は人それぞれだが、自分は楽しく生きたいからどちらの状況にもなりたくない。
まずは軽い運動習慣によってドーパミンを得るのが一つお手軽な方法である。
(ただし、運動はし過ぎるべきではない。体を壊す)
また、もう一つの方面は、何かしらの目標を立てて、それを達成することだ。
その目標は、毎日の習慣でも、お金でも、恋愛でも、勉強でも、自由でも良い。
ただ、より低次元の欲求から満たしていく方が生活は安定すると思う。
資本主義社会ではお金を得ることは必要であり、まず初めの方にお金は稼ぐことになる。
ただ、ある程度生活のメドがついたら、より上位の目標に向かって進んでいった方が良い。
もしベーシックインカム社会であれば、お金を目的としなくてよく、最初から恋愛や自己実現に注力できる。
大きな目標を立ててドーパミンを得つつ、小さな中間目標を達成し続けてドーパミンを得続けるのが良いだろう。
最初のハテブの例で言うと、
なのだ。
こんなところでお手軽なドーパミン獲得に依存している場合じゃない
軽く運動し、健全な目標に向かっていくことでドーパミンを獲得する生活の方が自分は好きである
課金ガチャは18禁または親の承諾が必要とかってできないのか?
人生の大半を労働に費やさせる資本主義はいいの?
労働したら報酬をもらえるという回路を問題視してないのは資本主義に毒されてるからだよね。