2020-05-31

ネットアンチ維新が知らない大阪維新問題点

煽り無しで書きます。以下はごく一部です。要望があればまた書きます

今回は地域政党である大阪維新大阪市以外を軽視した結果どうなってるか書いてみます

  

大阪市一極集中

まず地域政党としての大阪維新政策により大阪府下で大阪市一極集中が進行中です。

各種統計にもそれが現れてきており、大阪市以外の府民は肌で実感してる人も少なくないとは思います

それが維新政策による影響に気づいてるかどうかは疑問です。

この現象自体維新コンパクトシティ構想や道州制理念にもマッチしてる事であり彼らにとっては成果だと思います

  

市町村への権限委譲」という名目緊縛放置プレイ

大阪維新政策に「市町村への権限委譲」というものがありますが、これには複数の裏の顔があります

足並み揃えない市町村にはペナルティを与えつつ「権限移譲したんだから後は市町村責任です」という線引きです。

具体例を挙げますと、一昨年、国が国保の標準保険料率の都道府県一本化を打ち出しました。大阪府はまっさきにそれを強行し

1人あたり保険料は平均で昨年10296円、今年は8906円、合わせて2年間で19202円も値上げになりました。

(一本化自体大阪府ではなく国の方針なので、大阪府に限らず国保加入者が多い都市圏はほぼ全て値上がりしてます

共産党の試算によると全国の8割の自治体で値上がりになるとのこと)

  

これに対して大阪府河内長野市国保貯金から2億円投入して7999円軽減し今年の値上げを907円に押さえました。

すると大阪府河内長野市に対して交付金減額措置というペナルティを与えました。

市町村への権限委譲」というのは正確には「市町村を縛った上で責任押し付け」でしかないということです。

  

大阪市不要制度めっちゃショボい

例えば和歌山県企業立地促進制度は100億円、奈良20億円をはじめその他にもメニューが用意されてます

一方大阪府は3千万円です。その結果、大阪府衛星都市から奈良和歌山企業流出が止まりません。

これは国にも言えることですが、本来府政に求められるのは都市間格差を縮める再分配を行うことで地方過疎化を止めることでしょう。

大阪市不要制度がショボい例は他にも多々ありますのでまた次の機会に書きます

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