2020-05-31

刀の擬人化ジャンル、その舞台に対する独り言

この数日間、無料配信話題となった、刀の擬人化舞台を観た人は多いと思う。

私はこの舞台シリーズが大好きだ。

チケット戦争に参加しては泣き、ライブビューイングを観て感動し、発売される円盤を集めては金欠に笑った。

でも、どうしても、好きになれない作品がある。

悲という字を背負ったあの作品、あれだけは好きになれない。

私はあの作品を憎んでいる。

ストーリーは好きだ。千秋楽ライブビューイングを観たとき号泣した。

一通り泣いたあと、Twitterタイムライン感想で盛り上がっていた。そこに書いてあった情報が、最初は信じられなかった。

千秋楽と、それ以外では結末が変わる」

日替わり要素ではなく、結末そのものが変わる?

意味がわからなかった。

私は千秋楽ライブビューイングでようやくこの作品を観ることができた。同じ状況の人はたくさんいただろう。ただでさえ抽選の倍率は高い。数回観劇できた幸運な人もいたと思うが、それは一部の話だ。

この人気の舞台で、千秋楽しか観られない人がいる状況で、そんな演出をするのか。

千秋楽より前の舞台を生で観ることのできた、そんな幸運な人だけがストーリータイトル意味に気付き震える、鳥肌モノの体験ができるのか。

千秋楽の後に、それ以外の回の公演も有料配信された。今回の配信初見だった人は、当時リアルタイムで2回観ることの出来た人たちと、同じ体験が出来たのだ。とても羨ましい。そして妬ましい。

私にとって、千秋楽より前の公演の有料配信意味はない。どんなに頑張っても、同じ経験は出来ないのだから

これが私の妬み。醜いことなんてわかってる。だから卑怯な私は、匿名世界で汚い感情を吐き出すのだ。

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