■アニメ漫画に中国人キャラを出すのは難しい

「日本アニメに中国人を出すな！中国人声優を使うな！」とか言ってる一部のバカは論外として、

中国市場人気を意識してかあるいは最初から中国資本が関わっているのか、登場人物の中に中国と関わりのあるキャラが増えてきている（ような気がする）

ただこの手の中国向けサービスが中国人に受けているかと言われればそうでもなく、むしろ扱い方を間違うと芳しくない反応になることすらある

特に日本人が思う「中国キャラってこんな感じだよね」というテンプレ、ステレオタイプなキャラクターは嫌われがち

• 語尾が「～アル」「～ネ」はダメ。同じく「アイヤー」「ヨロシ」もダメ
• 人民服、人民帽、中華帽、道着、チャイナ服など露骨に中国感を出しているような服を着ているキャラはダメ
• 辮髪やお団子頭のような髪型はダメ
• カンフーや拳法といった格闘技の達人という設定はダメ
  • ブルース・リーやジャッキー・チェン的なキャラもダメ。香港映画っぽいのがダメらしい
  • 武器もヌンチャク、棍、青竜刀など露骨な中国っぽさはダメ
• 「気」「呪符」の扱いに長けた道士キャラもダメ
• 中華料理が得意なのはダメ
  • ゲテモノ料理や野味なんてもってのほか。サルの脳みそなんて食わないよ？
• パンダや龍といった中国を連想させるような動物モチーフはダメ
• 「中国四千年の歴史」的な仙人や老師キャラはダメ
• デジタルやオタクっぽい知識に一点特化した「ギークなアジア人像」もダメ
• 中国語を言わせるのはダメ。「発音が下手すぎて聞いていられない」「なまりが気になる」「現実に引き戻される」とか
• これらの要素を含んでも「中華一番！」くらいぶっとんでたりひと昔前の名作で許される。あと春麗も男子人気があるんだとか

日本の感覚で例えるなら「昔の洋画に出てきたステレオタイプな日本人」を見ている感じだろうか？

「あー日本人だねー。でも演じているのは中国人韓国人だねー」となりながら怪しい日本語発音や漢字の使い方に微妙な気分になるあれ

んで理想の中国人キャラは「普通に洋服を着てスマホでゲームしたり電子決済する若者」らしい

Permalink | 記事への反応(8) | 20:53

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