2020-05-12

尾身先生の答弁内容は研究クラスタ的にあれでいいの?

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#福山哲郎議員に抗議しま

#尾身先生応援しよう

についてモヤモヤを感じたので書いてみる。

議員の態度が悪いというのも判るし、研究者のはしくれとして怒りを覚えるところもあるのだけど、一方で尾身先生の答弁はあれでいいの?

福山議員「(東京都内感染者が現在把握している数に比べて)10倍いる可能性も、否定もできないし肯定もできないんですよね?」

との質問に対して、尾身先生の答弁:

病院でのPCR検査検査陽性率が7%なので、市中の感染率はそれを超えることはないというのが今の常識

東京都民ざっと900万人とすると63万人(現在検査陽性者数約5000人の126倍)はいないと考えるのが常識

というのは噛み合った回答になっているの?

たとえば卒論発表で、あなた学生さんの発表に対して隣のラボ教授が「計測結果Xはnだと言っているけどその10である可能性について否定肯定もできないよね?」と質問されたとして、学生さんが「nの126倍よりは少ないと常識で考えられます」と答えたら、ちょっと後で指導したくならない? 学生さんの頑張りも理解しないであ教授態度悪すぎ、とかいう? あの時間をかけて答弁してその内容だと、「全くお答えいただけませんでした」という答えになるのもそんなに変ではないと思うけど、どうかな?

# 上記は尾身先生の偉大な業績、また直近のCOVID-19対策に対する貢献、奮闘について何ら疑義申し立てものではありません。ただその答弁はどうなのか、という観点はあって良いと思う。何か把握していない文脈前後のやり取り等があったらごめんなさい。

  • 明確な答えを述べてしまったら、後々ややこしくなるのが目に見えているから、答えない訳にもいかない事も踏まえてぼかして答えているんじゃないかな

    • ぼかしているのが意図的という可能性はもちろんあるけど、それならぼかすなよと抗議するのも妥当じゃないかな。医者や研究者も含めて、答弁内容は問わずただ議員の態度が悪いこと...

      • 実際のところ質問している側も、明確な答えなんて出せる訳ないと思って質問しているから、ぼかされようが何と言おうが、ちゃんと答えられないですねって結論ありきなんだよね お互...

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