一浪での2010年卒。バブル崩壊後の第一世代に比べたらマシだと思うけれど、前年の友人の話が嘘みたいに通用しなくて苦労した。
いわゆる関関同立に通っていて、前年までは大手企業の複数内定が当たり前の風潮だった。
産近甲龍の友人たちも同様に大手メーカー、第一地銀の内定を続々と決めていたので、就活とはそんなもんなんだろうなーと思ってた。
リーマンショック後、そんな安易な展望はおおいに打ち砕かれた。採用枠が前年比半減ぐらいならまだ良い方で、6-7割減なんてところも多かった記憶がある。
なんとか地場大手メーカーの内定を得たものの、それが唯一の内定で、後は惨憺たる結果だった。同期は何でこの学歴でこの会社なの?と思うようなやつも多かったので、岡村さんの理屈はある意味では正しいのかとしれない。
10年経って今更悔やむとかはないけれど、生まれた年(自分の場合は浪人のせいだけど)でこうも環境が変わるのは実に不公平なことと思う。