2020-05-07

明るいインセルとして生きていく

私は不本意禁欲者なのでインセルで間違ってない。今まで一度たりとも、性的方面で、個人に好かれたことがない。おつまみを手早く作ったときに言われた「いい旦那になれそう」が最大級の賛辞だろうか。言ってくれたのは男だが。あとは「高校行ったら彼女できそう」「大学行ったら」「社会に出たら」シリーズか。君個人はどうなんだ。君はもう結婚してるだろう。君だって今の彼氏と3年付き合ってて結婚時間問題だろう。お世辞で勘違いさせないでくれ。

私のこの劣等感は、たとえ今後パートナーが出来たとしても一生ついて回るだろう。そしてハゲてきた今になっては、その「たとえ」が、私が個人として求められる時は一生来ないんだろうなという諦めがついた。そもそもパートナーが欲しかった理由が、単純に「幸せに生きたい」「劣等感払拭したい」でしかなかったのだろう。劣等感が消えるわけがない。でも劣等感を持ったまま生きてたら幸せになれない、ではないはずだ。

幸いなことに、恋愛以外はだいたい上手くいってる。私は有能である上司からも後輩からも信頼は厚い。貯金もできる。雑談は決して得意ではないが、コミュニケーション力はある。家事もできる。私は有能だ。有能じゃなきゃなんなんだ。いい歳こいて向き不向きの判断がつかないヤツが、有能なはずがない。理想に対しても、不向きが過ぎるなら諦めるのが得策だ。それが有能ってもんだ。たった一つ二つの不向きなことで、自分無能と考えるのは不幸の始まりだ。目標幸せに生きることだ。劣等感はどうやっても拭えないから、うまく付き合っていくしかない。

有能だからインセルのまま幸せに生きるよ。明るく楽しいインセル人生だ。明るいインセルとして生きていく。

  • 全部だめな人間より一つ気になってるという方が辛そうだなあ、頭から離れなさそうで

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