2020-05-06

連休でグノーシアをクリアした感想

とてもいいゲームだった

これは簡単にいえば人狼ゲーム用語や設定をSFに置き換えつつ、CPU相手人狼が遊べるゲーム

最初は人数や役職も少なく、たまにランダム発動する『直感』ぐらいしか嘘つきを見分ける手段がないのだが

周回して遊んでいると、レベルアップしてその直感の発動率を上げたり、嘘を見破られにくくしたり、相手を説得しやすくするといった

パラメータ強化要素があるため、繰り返し遊んでいるだけでだんだん勝つ・生き残れるようになってくる

このゲーム自分が死んだらそのループは終わりなので、投票で殺されにくくなる『かわいげ』、グノーシアに狙われにくくなる『ステルス』を伸ばすのがいいかもしれない

人狼ってリアルにやった場合、早々に死ぬとやっぱり終わるまでヒマなので、テンポよく死んだらはい次と進めるのは一人用ならではの利点だと思う

上でループと書いたが、これはループしてひたすら人狼を繰り返すゲームなのだ

なぜループして人狼をやらねばならないのか?(それはゲームからというメタ視点は置いておいて)という疑問もあるかもしれないが

少しずつ登場人物役職の異なるループを繰り返すうちにイベントが発生し、登場人物達の秘密が明かされていく

そのすべての秘密を明らかにしたときエンディングである・・・というわけだ

それまでのキャラに対する描写の積み重ねや伏線が綺麗に立ち上がってきて、すばらしいエンディングだったと思う

相対するCPU達もプレイヤーと同じようにパラメータがありロジック偏重演技力が低いといった設定になっていると思うんだが

そういった人狼ゲーム内で感じる「コイツはこういう奴」という印象と、イベントで明かされる秘密ダブルパンチでめちゃくちゃ印象に残る奴らになっている

ゲームを通じてキャラクターの性格がほぼ一貫しているので、「今回やけに他人かばってておかしいな?」という推理もできたりする

秘密が明らかになるたびに相手も強くなっているらしいが、そこまで急激に強くなる感じでもないので、相手が強すぎということもないので安心

他人を巻き込んで疑ってくるやつ、ステルスしてなかなか処刑されないやつといった強めのキャラはいるけどね

個人的には嘘をついてもすぐバレて処刑され、嘘をつかなくてもとりあえずで初日処刑されるしげみちがイベント面白いので好きだ

でもやっぱ最後はセツだねうん

人狼難易度については、序盤は結構処刑されやすいが、パラメータを上げていくことでかなり楽に遊べるようになる

また、参加人数や登場する役職自分役職自由に設定できるが、他キャラは登場も役職ランダムのためイベントが発生せず終了することも多い

序盤をすぎたあたりでイベントサーチ機能解放され、イベントが起きやすくなるような設定にすることができるようになるが

その場合でも特定人物役職に就く、あるキャラ最後まで生き残る、人狼中にあることをする、といった条件を満たす必要があったりするので

やっぱりこればかりは何度もやり直してみるしかない

ただ人狼を繰り返してちょっとだれてきたな、と感じるぐらいで新しいイベントが起きる感じになっていて、

そのあたりまで計算して調整されていたとしたら脱帽である

自分場合はだいたい150ループ弱、17時間クリアしたので参考までに

人狼ループといえばレイジングループという傑作ゲームもあるが、あちらは人狼をやる人々を描いた読み物で、こちらは人狼をやる読み物という感じだろうか

どちらもおススメですので!よろしくお願いしま

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん