2020-04-26

コロナ陽性患者が極めて少ない地域病院の現状

守秘義務あるからたいしたことは書けないんだが。

2月からどんどん制限が強まっている。患者に触れる職種基本的に階をまたいで移動するのは極力控えること(行くなと言われている)

職員食堂を閉鎖したところで昼食時にマスクを外すため感染リスクは減らせないからそこは続けられている。感染対策優先で日中は窓全開にするから4月も終わりだがとても寒いマスク職種によって3日~1週間に1回交換だったりしたが、患者に触れる職種のみがサージカルマスクを使うことになった。アルコールも入荷が絶えて久しい。フェイスシールドラミネートフィルムを使って手作りだ。入院患者の8割が80代を越えているから当たり前だが院内感染でも起きようものなら大変だ。だからすさまじい勢いで対策がとられている。こちらでこの状態なのだから特定警戒地域医療従事者の疲弊尋常ではないものだろう。

コロナ流行たか病院が大変なのではない。入院を請け負う病院は元々大変なところだ。認知症が強く叫ぶ人、色鉛筆看護師を刺しに来る人、元々人数が少ない準夜・夜勤帯にナースコールを連打する人。急変。人手不足夜勤ができる人がいない。医療報酬改定もありストレス状態はひどい。

STAY HOMEが叫ばれて長いが今は病院入院しないほうがいい。

大抵の病院は面会禁止になっているかコロナウィルス絡みの入院でなくても誰とも会うことはできない。急変時でもどの程度配慮されるのか分からない。

先ほどどんどん制限が強まっていると書いたがあれは職員だけではなく患者にも適用される。換気で寒い洗濯物を自宅へ持ち帰ることができず病院洗濯になるかもしれない。病院洗濯というのはどういうわけか服が傷みやすい。そして名前油性マジックで書かれる。

最悪入浴ができずに入院期間を過ごすことになる可能性がある。勤務先の病院は一部の入浴が中止になっている。

自由に読める新聞雑誌も今は置かれていない。

レクリエーションも大幅に制限されている。

若年層は我慢を強いられるだけだが高齢者認知症が一気に進行する恐れがある。

今はとにかくご自愛ください

  • たぶん、アルコール製剤はそろそろごく少量ぐらいはくばられるんじゃないかとおもうが次はないかもな

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