2020-04-13

自殺配信していた女の子を思い返した

2月自殺配信をしていた女の子アカウントをふとTwitterパブサした。

ただのお気持ち日記ということを、言い訳として先に明記しておく。

しばらくしてからアカウントが削除されていたことは覚えていたが、彼女のことをもうみんな忘れてしまったのかな、となんとなく思ったので。

彼女と同じ名前、同じID作成されたアカウントが、「死にたい」と呟くアカウントに向けて自殺配信してくださいとリプライを送っていて、暗澹たる気持ちになった。

彼女自身が「配信」というコンテンツにしてしまった以上仕方のないことだとは思う。

思うけれど、やめてあげて欲しいなあ、と思った。

彼女父親から性的虐待を受けた旨を書き残していて、近親者から性的虐待を受けていた者として、少しばかりの親近感を覚えていた。

そして、そのことに対する逃げ場のなさもよく理解していた。

自分発言で家庭が壊れるかもしれないということへの恐怖もあった。

とはいえ大抵の場合相手社会的地位があればあるだけ、自分証言など信用してもらえないし、Twitterで義父から性的虐待動画証拠として撮り拡散した女の子実家を追い出されていた。現実なんてそんなものだ。

自分は生きて、大人になった。神経が図太いから。

彼女は神経が図太くない、普通女の子だったのだろう。だから病んでしまった。

本来自分性的消費するはずのない大人から性的消費される苦痛や恐怖は受けた人でないとわからないと思う、そもそも彼女気持ち推し量っているだけで、これを書いている自分もわかっていないのだろう。

彼女ファッションメンヘラと同じにされたくないか配信すると書き残していた。

でも、死なないでとは言わないから、ファッションメンヘラでもいいか自分の死を安売りしないで欲しかったと勝手ながら思う。

本当に勝手感情だ。自分ワガママだ。

彼女のような子供を救いたくても、地方の一介の社会人である自分には何も出来ない。資金もないし時間もない。保護しようにも場所が足りない。そうした苦しみを背負う子供は1人や2人ではない。

自分が生き抜こうと思うと、苦しんでいる何人もの側にずっとはいられない。

定期的に自殺配信をする子は現れる。自分勝手に思い出して勝手に覚えていて勝手にしんどくなっているだけだけど、忘れたくないと思う。

怖いので実は一度もそれらの動画のものを見たことはないけど。

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