2020-03-18

アイカツおばあさん

孫と一緒にアイカツカードを集めるお婆さん。。と言う話ではない。

スーパーに置いてあるアイカツを1日中専有している婆さんが居る。

ゲームする訳で無く、車椅子に座ったまま、ただひたすらデモ画面を眺めているだけだ。

会社に行く前に見かけて、深夜の閉店間近に見ると、まだ居る。もしかしたら、たまたまその時だけなのかも知れない。

更には、私だけにしか見えていないのかも知れない。だって、誰一人視界に入れていないんだもの

車椅子の後ろには無数の袋が結び付けられ、近くを通ると文字通り腐臭がする。視界に入れたくなくても、強烈な存在感を醸し出していて、通り掛かると瞬時に吐き気がやってくる。

彼女は私の実在性を脅かす。

彼女がそこに居て何も成していなかった10時間と、私の仕事している風の10時間イコールなのではないかと思わされるんだ。

そして、いつか私も老い仕事が無くなり、モニターキラキラした服を着た女のコを眺めながら、お金を入れてねと言われても、入れるお金はなく、ただ眺め続けるだけの存在になるのではないかと。

  • かわいそうに…。あのおばさんが見えてしまったのだね…。

  • トンカツおじさん

  • 10時出社でも20時は深夜でもないな

  • ギャンブル(パチンコとか)で散財した過去とかがあるのかな。

  • 誰か他の介護者が連れてきてそこに置いてるだけじゃ。 自力で来てるとは思えないし、たまたま増田が通る時間帯にその介護者も来ていて (何かの用事を済ませる為に?)そこに置くの...

  • オカネイレテヤレヨー

  • せやな

  • 奇人晒しあげみたいなテイストあるから不気味さあるけど(ただしそのテイストのおかげで反響ついてる) たしかに中年にさしかかるくらいの年齢になって街中で老人(奇行してるわけ...

  • ゲーム機にも福祉的な機能があるかもね ゲーセンも行き場をなくした高齢者の溜まり場になっているという 香川県あたりが研究してくれないだろうか

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん