民主党政権下で新築マンション購入を決め、引っ越し作業中に自民党の第二次安倍内閣が誕生した。
その一帯は関東圏ではだいぶ土地が安いので、最も坪単価の高いクラスのハウスメーカーで注文住宅を新築することに。
農地転用手続きを自力で行い、Uターン補助金の申請も行い、支出減を積み上げたものの、
手続き削減のため、住宅の売却金ではなく自己資金で全額繰上返済するべく、
自分は資金不足を補うため、NISAで持っていた株を売却した。
配偶者にも今月(引っ越し前後)は、信用取引による優待タダ取りはやめろ、
利益の出ている株は全部売れ、とにかく新居の融資実行→自宅売却(入金)の順で現金がない、
転園する子どもの制服代も現金払いで、入れすぎたスマホ決済で凌ぐしかない、と訴え、
3月に一度には決めきれないと頼み込み、洗濯機も電動アシスト自転車も2月上旬までに購入。
着工と同時に発注するハウスメーカーだったので設備の遅れもない。
iDeCoを除き、今回の株安の直撃をほとんど受けていない。ヘッジのために保有していた分は逆に値が上がった。
不況を見越して、今回はフルローン予定だった住宅ローンも頭金を少々入れた。
転園する子どもの制服はコロナ関連かどうかは不明だが入荷が遅れているそうで、
本来は必要だった現金払いは猶予された。そのおかげで何とかやりくりできた。
将来的に独立したいと思い、イメージとは離れたが、新居にはSOHO用のスペースを設けた。
癒やしのパウダールームも用意し、キッチンは最高級ランクを選んだ。
ライブやイベンドなど「コト消費」はなし? 「イエナカ消費」がブーム?
揺れ戻しは必ず発生すると思われるが、庭付き一戸建てまたは
大規模共有施設があるマンションブームが再燃しそうな勢いである。
ただ、少し心理的ストレスを感じる家に、含み益があるなら利益を得たかっただけだった。
代償は気に入った街を離れざるを得なくなった。
しかし、在宅勤務がメインになると、交通費の高い路線の人気は下がる。
まさに売り時だった。マンションの定番間取りは住みやすい反面、家で仕事ができない。