2020-03-06

ダイヤのA』展開をメタ予想

0.まえがき

要は『作者がどうやって終わらせたいか。そのためにはここからどういう展開になるか』を予想しようとするものである

そもそも終わるのか、に関しては正直なところ増田もかなり不安を抱いているが ──第一部[一年生編]が全47巻で連載9年間なので、三年夏までを描くとして単純計算して終わるのは2028年か29年ということになる── とりあえず作者死亡による打ち切りや作者が飽きてグダグダになって終わることは無いものとする。

人気が落ちて打ち切りも無いだろう。そもそも週刊少年マガジンライバルになりそうな作品は現時点で無い。はじめの一歩がまだ続いているくらいだし。五等分の花嫁は終わったし(余談だが、男性向けラブコメはあれより長くするとグダグダになりがちなのであれで良いと思う。これはぼく勉にも言える)。

1.三年夏に、甲子園で優勝して終わる。

 ベタベタだが、これがベタである所以もっとも綺麗な終わり方だからだ。甲子園で優勝し、草葉の陰の御幸クリス等(註:死んでないって)に報告するのがもっと妥当な終わり方だろう。

となると、その前の夏と秋の展開も見えてくる。

2.秋季大会は、轟に打たれて東京大会で敗退する

捕手御幸一也は沢村が青道に入った理由であり、純粋に戦力的にも中心選手レギュラー捕手で四番打者キャプテンである

また、作品として見るならば良くも悪くも投手気質野村克也言うところの、「一本気で、プライドが高くて、目立ちたがり」な部分)が前面に出てくる沢村・降谷コンビと比べて性格的にも不快タイプではない曲者であり、ついでに言うならば人気キャラでもある。

当然ながらその御幸は夏の大会が終わると引退するわけで、作品的にも重要な転機になる。

奥村・由井という2人の後継捕手は育ちつつあるがやはり実戦経験の不足は否めない。

彼らの未熟さが最後に出て、結果秋季大会で早期敗退して御幸の抜けた穴を痛感する、というのがもっと妥当な展開だろう。

ではどこに阻まれるか、というならば薬師高校だ。

投手主人公マンガだが、本作で『ライバル』として描かれているのは主にチームメイトや他高校投手であり、直接対戦する他校の打者ライバルとして描かれている選手は少ない。その数少ない1人が薬師高校の轟だ。

読み切りでは主人公だったキャラであり、作者としても思い入れのあるキャラであることは想像に難くない。その轟に打たれて終わることを作者は意図しているだろう。

3.二年夏は、甲子園で準優勝する

上で『御幸が抜けた穴を痛感する』と書いたが、もう少し詳しく書くならば『御幸も含めてのバッテリーとしての実力を自分の実力と勘違いしていたのを、打たれることで痛感する』である

ならば勘違いするくらいには上に行かなければならない。よって市大三高の天久ボーイ、稲実の成宮との投げ合いを制して甲子園に行く。

その上で、甲子園ではここで優勝ではない。ある意味『上には行ったけれども悔いも残る』感を出すのならば準優勝が一番向いている。

4.終わりに

そんな予想を立ててみました。いかがでしたか

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん