2020-02-09

三国志演義競馬を見た感想

赤兎馬って長生きだよな。

189年に董卓呂布を他の勢力から引き抜くために与えるときに登場する。

呂布が旧主を殺して鞍替えするほどだからこのときすでに名馬として評価されている。

そして関羽の手に渡り、220年に関羽が死んでから呉の武将に与えられるが、餌を食わなくなって死ぬ

189年から220年まで31年。

初登場時点で名馬ならおそらく3歳以上だろう。

そうすると220年で34歳以上になる。

2014年までのサラブレッド長寿記録はシンザンの35歳だった。

もちろんほとんどの馬はこれより早く死ぬ

シンザンに迫る長寿だ。

晩年に呉の武将馬忠に与えられたときはもうすっかりヨボヨボになっていそうなものだが、孫権はこれを「名馬」として与えたのだろうか?

あるいは元名馬の功労馬扱い?

関羽の崇拝者でもないのにそんな馬をもらってもという感じだが。

名馬といっても戦争の道具なんだし衰えた馬をいつまでも置いておくものだろうか?

これで現役なら化け物だ。

三国志演義では呂布関羽超人的な化け物なので、馬の常識を超えた化け物として描かれているのかもしれない。

赤兎馬あくま品種であって固有名詞ではないともいえるが、「人中に呂布あり、馬中に赤兎あり」という言葉もあるし、関羽の手から離れた直後に死んだので、関羽の愛馬であるあの1頭の赤兎馬であることが強調されている。

最初に登場した赤兎馬とは代替わりした可能性もあるが、2頭以上手に入るなら関羽けが赤兎馬に乗る理由がない。関羽の息子達が乗っていてもいいはずだ。

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