2020-02-06

感染症を防ぐために洗面所のペーパータオルを復活させよう

いつからトイレ洗面所にはペーパータオルがなくなった。環境問題配慮した結果だろう。でも、風邪インフル感染した人を治療するためにも、決して少なくないコスト環境負荷が生じている。今回の新型ウイルスでその負荷は大幅に跳ね上がる。ペーパータオルは復活させるべきだと思う。

「手」による接触感染症の主な感染ルートだ。防ぐには手を洗う必要がある。公衆トイレ店舗トイレなどでも石鹸アルコールが置いてあることが多く、手を洗い清潔にすることは簡単だ。でも、清潔に保ったまま外に出るのは難しい。ドアノブのある扉だとほぼ不可能とさえ言える。トイレのドアノブは、満足に水分を拭き取れていない人が繰り返し触るので、かなり危険物体だ。消毒用アルコールで濡らした手で開けるなどの裏技もあるが、普通にどこでも使えるのはペーパータオルを使う方法一択だ。

そもそもどうやって水分を拭き取るのか。ハンカチが清潔なのは洗濯後の初回だけだろう。使用後の湿ったハンカチは、暖かいポケットの中でどんどん細菌まみれになっていくし、濡れた手をポケットに入れるのも望ましくない。おそらくポケットを濡らさないためにだろう、ハンカチをくわえて用を足す人を見かけるが、毎回未使用のものを使うのでない限り、絶対やめるべき行為だ。エアドライヤーは不潔な水分を吹き飛ばして撒き散らす代物だし、大して乾かないので近い将来なくなるだろう。ここでも唯一の解はペーパータオルだ。用を足す前にポケットの取り出しやす場所にペーパータオル差し込んでおけばよい。それ以外だと、ウイルス感染を防ぐために細菌感染は受け入れることにしてハンカチを使うか、露出しているズボンシャツの表面ならそれほど細菌も増殖しないので、こっそり服やズボンで拭くなど、イマイチ方法ばかりだ。

このように個人的対策トイレでの自衛可能だが、周りに蔓延してしてしまっては防御は難しい。日夜続くトイレでの不用意な人たちの病原体の交換会を止めるには、洗面所のペーパータオルホルダーを復活させるしかない。

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