よく今の野党を腐すのに「野党は批判ばっかりしてないで政策で語れよ」と言われるが、実際には与党の政策があれこれ批判されることがあっても、政権の支持率は大きく落ちない
与党の政策を大して支持しているようでもないのに、野党の政策にも支持が集まらない
ここに日本国民のズルさがある
結論から先に言うと、彼らがなんとなく支持しているのは「保守」という空気感そのものであり、逆に「革新」や「リベラル」というのは見かけや臭いだけで避けられている
だから「革新」の側の言うことが怪しさ満点なのはもちろん、「保守」の側が新しいことをぶち上げても、やはり疑ってかかる
誰が言おうが新しいものはそう簡単に受け入れたくない、というのが高齢化日本のマジョリティというわけだ
ならば政権を取るための方法はひとつしかない、それは今の保守よりも保守化することである
憲法も法律も安保もセンター試験も、今あるものから一切変えない
消費税も上げない、カジノも作らない、移民も受け入れない、マイノリティにも配慮しない、原発は新設しないが今あるものはとりあえず使う
多数派、強者の側に立って弱いものいじめする楽しさを安倍政権が教えてくれたんやで
見れば見るほど安倍政権って日本の大衆が求めてるそのものなんだなぁ 俺は嫌いだけど、事実として