2020-01-13

地元民が誰も読めない土地に引っ越す

配偶者と実母の不仲が不快のため、帰省が面倒なため、配偶者実家近くに転居することにした。

相談したら、子に譲ろうと思い、保有していた土地に建てていいと、義父から言われた。

しかし、結果的に同じエリア土地を買って建てたほうが総額は安く済んだ。家庭菜園しか使っていなかった更地に家を建てるのは面倒だ。

さて、本題。

その建設地と今の住まいと新居は、見つけた「ウェブ地図で緯度・経度を求める」によると、

「北緯○○度☆☆分△△秒東経○○度☆☆分△△秒」のうち、「東経○○度☆☆分」が一致してている。

△△秒も玄関位置で見ると、1〜2秒しか変わらない。

Wikipediaによると、日本の経緯度原点による、経度1秒の長さは25.153129m。つまり25mプール1つ分ずれただけ。

まりほぼ真北。こんな偶然があるのか?  ちなみに緯度は21度違う。

道は直通ではないので、高速道路を使わないと2時間20分、高速道路をフルに利用すると1時間10分くらいかかる。

配偶者はよほどの用事がない限り、もう来ないと言っているが、北海道東北あたりなら隣のエリア扱いとなる近さではないだろうか。

しかし、引越し業者市役所職員も、おおむね新居の住所が読めない。私も配偶者と知り合うまで、存在を知らなかった。

配偶者のほうがニュースきっかけに割と早くから知っていたそうだ。

間に何市か挟んでいるとはいえ、真北(真南)だぞ。

きっと地元民の大半は、北のほうは、もはや人がほとんど住んでいない「山」だと認識しているのだろう。

同様に、転居先住人に、南のほうは海という認識があるのか疑問である。ちなみにずっと南下して赤道を超えるとニューギニア島になるようだ。

我が市とせいぜいその周辺、都心しか名前も知らない。興味も持たない。これが何の特色もない首都圏郊外の不人気都市の現状。

全然話題にならなくなった道州制みたいな大きな区分を導入すれば変わるなら、きっと変えたほうがいい。

せっかく日本に生まれたのだから地元だと認識する行動範囲は広いほうがいい。

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