主人公の俺TSUEEEEEEE無双も、周囲の主人公に対するさすが主人公!!!!なウルトラ持ち上げ描写も、実は全然読んでも不快ではないことに最近ようやく気が付いた。
何が地雷だったって、挽回の機会一切なく、抱えている事情も全く語られず、ただ主人公に障害として断罪されてしまう敵役の存在なんだろう。
主人公を立てるために倒されるにしても、ただ主人公側に断罪される形で問答無用で殺されるよりかは、まだ今際に流石主人公だぜ…それでこそ俺の好敵手よとかなんとか主人公を直接的に持ち上げて、それを主人公が憎からず看取る方が、個人的には読後感が良いというか。
結局主人公が対立する敵役をきちんと認めているかどうかが大事なのかもしれない。結果的に俺TSUEEEEE描写の的であるとしても、主人公の「いやいやあいつも強かったからな」と一言台詞があるだけで、まあ主人公も頑張ってたもんなと個人的には全部許せてしまう。