新聞で、中央公論社の漫画「日本の古典」の広告を見た。古事記や源氏物語、雨月物語や太平記などの古典を漫画化したシリーズ作品である。その漫画を描いた漫画家がどれもビッグネームでスゴイ。石ノ森章太郎に水木しげる、いがらしゆみこにさいとうたかを、横山光輝に安彦良和、里中満智子に竹宮恵子、矢口高雄につのだじろう。みんなヒットした代表作を持つ大物漫画家である。そこらの無名の絵描きを起用した漫画ではないのだ。
今思うと、単に仕事として依頼されたからというだけでなく、こういう学習漫画を描くことで社会貢献して箔をつけようとしていたのかな。単に雑誌に大衆向けとして描くだけでは社会人的評価が得られにくかったから。あと、こういう漫画の執筆を通じて、漫画家自身も勉強になり、学がつくというのもあるだろう。最初から立派な監修がついてくれてるから安心できるだろうし。
今活躍してる漫画家たちも人気漫画家ほど、こういう学習漫画の仕事をしていくべきだと思う。子供の漫画離れで雑誌の販売部数が激減してると言われて久しいけど、そんな時代だからこそ漫画離れを防ぐために学習漫画の仕事をしてほしい。
http://www.chuko.co.jp/special/mkoten/ これそんなに古くないよね。 大物起用出来てるのは確かに凄いけど、当時でももう一線からは退いていた人たちだからこれ描ける時間があったわけで、 今...
一月前の投稿だが、読んで気になったので言及する。 今思うと、単に仕事として依頼されたからというだけでなく、こういう学習漫画を描くことで社会貢献して箔をつけようとしてい...
「漫画家にも勉強になる」って、まるで漫画家は勉強してないような言い草だな。 古典をしっかり読んでる人なんて漫画家に限らず殆どいないだろ 被害妄想強すぎ
元増田「勉強になり、学がつく」「最初から立派な監修がついてくれてるから安心」には、軽く見てる感があると思う(小説家に同じことは言わなそう)