2019-11-09

在宅ワークで累計報酬額が10万円を超えたので、実態を赤裸々に書く

タイトルの通り。

思いつきで始めた在宅ワーククラウドソーシング)で気づいたら10万円稼いでいたようなので、それについて本音を書いていく。

スキルなしでもライティングで月収50万円を達成する方法!」みたいな夢のような話は一切ないので、そういうのを求めてる方は幻想が壊れるかもしれない。

それと、プログラミングやらデザインやらができる人にとって有益情報もないと思う。

これはあくまでも、スキル資格もない私から見た在宅ワークの姿だ。書いたことの9割9分は主観かもしれない。読んでいて、これは違うだろというツッコミもあると思う。

でも、自分が感じた実態をここで書き留めておきたい。

時間のある方は、どうか付き合ってほしい。

全文読むのが面倒な人のためのQ/A

稼げる?

まず稼げない。インスタントラーメン代のために1時間かけたいなら試してみる価値あり。

どうやって10万円稼いだの?

プライドを捨てて、多少汚いと思うことでも割り切ってやればできなくはない。

じゃあやらないでおこうかな?

労働力搾取というものを強烈に体験できるので、ブラック社会勉強になる。かなりおすすめ

私が10万円稼ぐまでの道のり

多少ぼかして書くが、私は20代フリーターだ。

義務教育間中うつ病になって、高校に行けず「普通人生からドロップアウトした。

高卒認定をとって偏差値40くらいの私大に進学し、軌道修正を試みたがここも中退

資格英検漢検くらいしか持っていない。

バイトシフトが入っていない時間をだらだら過ごすだけの毎日の中、クラウドソーシングというものを知ったという経緯だ。

2018年

在宅で稼ぐべく、早速ネット情報を集め始める。

Google検索して上位に出てくるサイトは全部アフィリエイト系なので、うまいしか載ってない。無視

知恵袋や5chなどで関連する書き込みを見ると、暗い現実が少しは見えてくる。

それを知ったで、自分も始めることに。

2019年1月

ネット書き込みをもとに作戦を練って、手始めにライティング案件を専門に取り扱っているサイト登録した。

そして、100文字程度で納品できる超短文案件ばかりに応募し、書きまくった。数十記事は納品した。

2019年2月

名前は伏せるが、有名クラウドソーシングサイト2社に登録し、タスク案件をそれぞれ5件ずつ完了した。

簡単ものを選んだので、承認100%、評価4.8の実績作りができた。

2019年3月

初めてプロジェクト形式案件を受注。納期は厳守。

月の後半には、累計報酬額1万円を達成した。

2019年6月

何となくコツが分かってきたので、プロフィールをどんどん充実させて、高額案件を獲得していく。

2019年10

累計報酬10万円達成。

労働力を搾り取られる人たち

サイト上では、他ユーザープロフィールも閲覧することができる。

アプリ制作ロゴ作成などスキル必要案件に関しては分からないが、時給換算で300円にもならなさそうな情報入力作業文章執筆は、一体どんな人が受注しているのだろうか。

ライティング業務に応募しているユーザーを見てみると、主婦が圧倒的に多いようだった。幼い子どもがいて育児の傍ら業務をしています、などとプロフィールに書いてある。

一方、印象に強く残ったのが、障害病気のあるユーザーだ。主婦ほどは多くないが、そういった層も少なからサイト登録している。

うつ病仕事ができなくなった。発達障害職場に馴染めなかった。中には、がんと戦いながら少しでもお金を稼ぎたくて、という人もいた。

いずれも、経済状況が逼迫していて、しかし他にお金を手に入れる手段もなくて、ゼロよりはましという人だろう。

弱者心理につけ込んだ搾取

子ども保育園に預けられない主婦、軽度ではない精神障害者、闘病中のがん患者。こういった人たちは、当然外に出て働くことができない。

私もうつ病が重くて無職だった時期があるから分かるのだが、職場学校など何かしらのコミュニティ所属して役割を与えられていないと、自分自身に価値を見いだせなくなる。何しろ、誰も自分必要としてくれる人がいないのだ。

すると、お金がないという目先の悩みはもちろんのこと、何とかして働かなければ自分は駄目人間になってしまうのではないかという焦りも生まれる。

そんなときパソコンさえあれば始められるのが在宅ワークだ。掲載されているほとんどの案件では、報酬は極めて低い。しかし、自分は少なくとも仕事をしているのだという気休めにはなる。

「楽しみながらスキルアップできる仕事です」

上のフレーズを見て、そんな都合のいいものがあってたまるかと思った方は心に余裕があるのだろう。

しかし、張り合いのない日々を送っている人にとっては、とても魅力的に思える言葉だ。

案件詳細ページにこの一文が書いてあるせいで、ユーザーは「報酬はとても低い。でも、自分スキルアップしている。それに、何よりこの仕事楽しい」と、自分自身に暗示をかけてしまう。

私は、うつの酷かった時期にこんな仕事を知らなくて、こんな言葉出会わなくて、本当にラッキーだった。

誠実な人ほど稼げない

経験から始められる低報酬仕事なんて、所詮誰にでもできるものだ。責任など伴うはずがない。だから、本当なら適当に手を抜けばいいのだ。

しかし、「報酬が低いからといって手を抜いてはいけない」と思う誠実な人こそ、在宅ワークの罠にはまってしまう。

そもそもうまい具合に手抜きできるような人は、職がなくても在宅ワークなどせず「今は働けないから仕方ない」と割り切って過ごすだろう。

簡単にできる在宅ワーク」は結局のところ、それができない誠実な人をこき使うビジネスなのだ

それでも在宅ワークで稼ぎたいなら

在宅ワークは、誠実な人が狡猾な人に搾取される世界だ。

そして、それでもやってみたいと思う人にこそ向いている。

この文章を読んでいる方の中には現在進行系で在宅ワークをしている人や、これから始めようとしている人もいると思うが、こういった薄暗い一面を垣間見てもなお在宅ワークで稼ぎたいというのであれば以下に紹介するコツを実践すると少しは役に立つかもしれない。

誰よりも誠実に見える真面目系クズを目指す

発注者ほとんどは、安価労働力を求めて無茶な案件掲載している。言葉は悪いが、クズだ。

であればこちらも誠実になる必要はない。ただ、誠実そうに見せればいいだけだ。

文章は手を抜く。もちろんコピペや盗用は犯罪だし、医療知識がないのに病気治療法を書いたりするのは超えてはいけないラインだが、「モテる人の特徴」とか「人気グルメの紹介」なんて内容なら、不正確な情報主観があったってどうせ誰も気づかない。

情報源を確かめる暇があったら、さっさと文章を書き進めてしまえばいい。

嘘にならない範囲スキル盛る

スキルや経歴としてでたらめな情報を書いてはいけないが、嘘にならない程度ならどんどん盛っていく。

例えば、雑誌を読むことを「メディアを通して最新の流行を追っている」と書き換えると聞こえがいいし、在宅ワークをしているという事実だってフリーランスライティングを専門に受注している」とプロフィール記載するれば立派なプロである

また、100文字の短文だって大量に書けば、それだけで数十記事採用された実績になる。

グルメ巡り」「美術鑑賞」「読書」「写真」「インテリア」など、意識が高そうな趣味を書くのも効果的だ。

仕事ができそうな人と自分共通項を探し出し、少しでも重なる部分があればプロフィールに盛っていくと良いだろう。

自分能力を低く見積もらない

自分には何もスキルがないから、文字単価が低くても仕方ない」なんてことを考えていてはいけない。低報酬仕事は、在宅ワーク開始月に実績作りのためだけに受注するものだ。

ある程度の件数をこなして、格好いいプロフィールもできたら、どれだけ魅力的な案件でも「時給換算900円以上」で「報酬アップ有り」で「誰にでもできて簡単」でなければ受注しないなど、自分の中で一定基準を設けると仕事選びがスムーズになる。

在宅ワークの将来性

アンケートサイトポイントサイトクラウドソーシングサイトなど、在宅ワークができるサービスはとても多い。私自身正確に数えたことがないので分からないが、少なくとも50個、もしかしたら100個近くのサービスがあるかもしれない。実際、こうしたサイトの会員数は右肩上がりというデータ存在する。

今後もこの調子で会員が増え続けるのであれば、ますます競争が激しくなることは目に見えている。

弱肉強食体現したような世界の中、いか自分を魅力的に売り込み、いかに手早く魅力的に見える文章データを納品できるかが生き残るための鍵だろう。

私は収入在宅ワーク依存させたくないし、報酬額を時給換算して、それが自分バイト時給を下回るようになったらさっさと辞めるつもりでいる。

美味しそうな果実があったら甘い汁だけ吸って残りカスは捨てる、という気持ちでないと狡猾な業界では生き残れないね

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