2019-11-06

サイバーエージェントイノベーター企業

以前に、サイバーエージェント副業を認める方針を明らかにした。(以下の記事から)

https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=23856

これは題名にもあるように、サイバーエージェントイノベーターになるための良い機会である

ここで何故イノベーターと言うのか説明しよう。実はこれが、日本企業が何故イノベーションを起こせないかということを示しているのだ。

日本企業問題点として挙げられることは、社員を取り囲もうとする発想だ。これは名前の通り、社員をその企業の中に留め続けようとする発想だ。年功序列終身雇用の組み合わせがいい例である。これは技術者流出を抑える上では有効だが、イノベーションには向かない。

イノベーション本来ダイバーシティを基として起きるものだ。具体的には、色々な人間会社に出入りすることで多様なアイデアや考え方が生まれる訳であるイノベーションが単なる技術革新でなく思想社会制度アップデートを含むものである以上、社員をその企業に留めるのでは効果が期待できない。

さらに、社員を取り囲もうとする発想にはもう一つ大きな弊害がある。それは、経営者劣化だ。閉鎖的な組織では指導者やその支持者の純度が増していって過激化していく。そうなると、指導者への批評がなくなっていくことで指導側に緊張感が失われていく。緊張感を失った指導者思想は確実に劣化する。こんな状況ではイノベーションも何もあったものではないだろう。

以前にサイゲームス退職エントリーがこの増田話題になったことをまだ覚えている人は多いだろう。その中の「体育会的な企業体質」の本質的な原因が社員を取り囲む発想なのだ指導者組織内における絶大な影響力を持つことはまさに体育会系そのものではないか

閉鎖的体質を解決するためには、組織流動性を定着させることが必要である。今回のサイバー副業解禁はこれにつながる故に重要なのだ社員が一つの物事に拘ることが無くなることで、多様な考え方が入りやすくなる。

サイバーエージェントが今後やるべきことは、解雇規制を緩和することである。単に副業を解禁するだけでは閉鎖的体質の改革中途半端に終わってしまう。それで駄目な社員ばかりが企業に残ることになる恐れがある。他の企業から積極的人材を取り入れるようにする必要がある。それによってサイゲームス体育会的体質などのの改善が見込めるだろう。

サイバーエージェント21世紀型の企業を目指すと自ら銘を打っている。だからこそ流動的な体制確立してほしい。今後の動きに期待したい。

  • anond:20191106094936

    見出ししか読んでなくない? グループ企業の外注仕事をグループ内で回せるとようにしただけなんだけど、どのへんにダイバーシティ要素を汲み取れるのかしら。 コストは抑制できるし...

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