読んでいて、DJ社長様に悪気がなかったこと、性被害者が責められるセカンドレイプについて聞いて愕然とする程、善良な方であることがわかりました。
そして、DJ社長様の反応を見て、何というか、「眩しい」と思いました。
そうなんです。本来は、性被害者が叩かれるのは信じられない程おかしな事なのです。悲しいことに、私達はそういう世の中だと慣れてしまいましたが。
痴漢に遭った女子高生が「短いスカートはいてるから」と責められるのも本当です。
でも、それだけじゃありません。
「誰がお前みたいなブスをw」「冤罪だろ」「自意識過剰」「自慢乙」「お前みたいなブスが女扱いされたんだ、痴漢に感謝しろ」
等等…手軽に被害を発信できるようになった分、手軽に叩きも発信できるんです。
女性専用車両ができて安心だという年配女性とどこでもいいという美人女性を並べて、「痴漢だと騒ぐのはブスババア」と言って嘲笑う為の、ネット上であまりに有名な画像です。
実際は年配女性は娘がいるから安心と言っていて、美人女性は「痴漢に屈したくないから」どこでもいいですと答えていたのに。
DJ社長様の活躍するyoutubeでも、女性専用車両に「男性差別やめろ!」と乗り込む「活動家」のチャンネルが支持されており、そこで「こんなブスども痴漢に遭わねえよw」とコメ欄が賑わいます。
その活動家達は「痴漢は軽微な犯罪、大したことない」という動画を投稿し、高評価を支持者から得ました。反論するコメントは非難嘲笑が殺到です。
痴漢で検索したら上位に「痴漢を警察に突き出した時に笑っているから」という理由で冤罪だと決めつけられ動画主にもコメ欄にもバッシングされまくってる女性の動画が出てきます。
レイプも同様。女性の訴えは「嘘松」と言われるようにもなりました。
ネットの世界で生きていて、本当に「どこでもいいです」画像のひとつもご存知なかったのか、それとも、それが「告発を封じる動き」だということも知らずに受け入れて、もしくは受け流していたのか。