週末は親の命日のため墓参りを予定していたが「あの人」は明確な原因がなく機嫌が悪かった。
父は僕が帰宅する度に、一万円を机の上に置いて働きに行く。
僕は花代ということで受け取ろうとしたが、何と僕を泥棒呼ばわりし始めたのだ。
当然僕は機嫌を損ねる訳だが、本人は自分が原因というのを認めようとしない。
そればかりか、僕が謝罪を要求すると「話し合いをしよう」と言い出す始末。
何のために僕は忙しい中、有休を取ってはるばる土曜日に帰ってきたのか?
家族といえども超えてはいけない一線があるが「あの人」は超えてしまった訳だ。
もちろんマトモな話し合いになる訳がなく、数年前に約束した「就職活動をする約束」について何一つ取り組んでいないことを
僕が指摘して痴話喧嘩は終わり。
結局僕はこのくだらない喧嘩のおかげで、墓参りで花瓶の掃除しかできなかった。
これだけでもふざけた話だが痴話喧嘩の中で「あの人」は僕と対等でありたいとしきりに言ってきた。
当然僕は「ふざけるんじゃない」と。
僕は平日朝から夜遅くまで仕事をしつつ週末は実家に帰り、親の食事を作る。
毎週だ。
それに対し君は働きもしないどころか、もうすぐ齢70になる父に家賃を払ってもらって遊んでいる始末。
これのどこが対等なのか?