ネットでざっくり検索しただけだが、献血ポスターに黒人を採用したことはないようだ。なぜだろうか。
日本で献血を啓蒙するのだから日本人を対象にするために黒人を除いたというのはもっともらしい理屈だが
それでも、そういう人々は少数派に過ぎないのだからわざわざ取り上げる必要もないと言うのだろうか
折しもラグビーワールドカップでは多人種、多国籍、様々な肌の色の選手たちが日本代表として活躍している。
その姿を私達は応援していながら、日本に暮らす外国の人々を少数派だからと切り捨てていいのだろうか。
多様性を重んじるならば、少数派も取り上げるべきではなかろうか。
献血ポスターに採用されるオタクコンテンツにまつわる騒動からこんな発想に至った。
件のポスターは、採用されたことで議論を巻き起こしたが、採用すらされないことにも示唆があるのではなかろうか。
多様性を重んじるならば、献血ポスターに黒人がいてもいい、オタクコンテンツがあってもいい。
万人にとって当たり障りのない表現は、時として少数派を切り捨てることになる。
黒人の肌は黒いため、採血する人が上手く血管を見つけられず、困ってしまうのです。 もちろん、黒人相手に専門にトレーニングを積んだ人であれば問題無いのですが、日本にはそのよ...