地方公務員やインフラや医療やシステム保守や運用で働く常駐・派遣労働者など世間が12日の土曜日は休んで当然、出勤する奴はバカと罵る中には災害時に社会を下支えする人達がいる。
その人たちは危険を承知で働かなければならない立場上どうしても出勤しなければならない。
これは個人の問題ではなく、いないとシステムの停止や社会インフラのストップが発生したり医療の混乱と言う甚大な被害に及ぶ可能性があるため行かざるを得ない人達である。
電気通信企業やマスコミや病院や各自治体の緊急体制の裏には下支えする労働者が必ずいる。彼らは労働契約上、「何があろうと決められた時間に出勤退勤」をしないと契約違反となり最悪訴訟問題に発展する。
そんな現実を知らずに「12日の土曜日に出勤する人はバカ」とか「ブラック企業を存続させる同罪者」とか「社畜の鑑」と叩くことには迫害に近いモノを感じる。
受け取る給与に関係なく社会基盤を支える宿命を持たせ何が起きても決められた時間に出勤退勤を契約で労働者に強いる社会を作っている企業を叩くのなら別だが。
労働者を叩いてすっきりするのは間違っている。この国は労働者の「命」より「客との契約」・「会社間の契約」が重い国なのだから。