わたしはある作品のとあるキャラクター(Sとする)が大好きである。
好きなものが2つ合わさって最強!
……と思ってた。
1年以上にわたって応援し続けていたのに、
今までが嘘だったかのように、
急に冷めてしまった。
なんでこうなってしまったのか、自分の心の整理のためにも考えてみる。
【他のカバー曲との違い】
今回カバーされた曲は、
という点が他のカバー曲とは違う。
キャラクターソングというのは多かれ少なかれ、そのキャラクターにチューニングされた曲調や歌詞を持つ。
Sが大好きで仕方がないわたしは、この曲がリリースされたとき、歌詞を読みながら何度も再生し、Sがどのような思いで唄っているのかなどと想像し、それはもう一生分では済まされないほどの涙を流した。
その曲はライブでも披露され、わたしはスポットライトの中で輝く声優さんの笑顔に、Sが追い求めた笑顔を重ね、目を真っ赤にし頬を濡らした。
つまりわたしにとって、この曲はあまりにもSとの結びつきが強かった。
それが理由なのか、Cさんが歌うその曲は、とても素敵で幸せな気分にはなるけど、どうしても、どうしても「でもあなたの曲ではないから」という汚い感情が拭えなかった。
「エモーション」のための餌にされるのが、死ぬほど嫌だったのだ。
Vtuberというのは良くも悪くも、これまでのコンテンツに比べて「身近」に感じやすいということが特徴であろう。
そのせいで、無意識のうちに、わたしたちは「二次創作における引き際」がVtuberとわたしたちにおいて、同じラインにあるだろうと勘違いしてしまうのだ。
わたしたちは二次創作のイラストや小説などは描いたり書いたりするが、
「公式のキャラソンを自分の声でカバーして動画サイトにアップしよう!」
このような二次創作に関する意識のギャップ(権力の差)が、突然明るみに出たため、わたしはそのショックで動揺してしまっているのかもしれない。
【まとまんない】
結局のところ、おそらく運が悪かっただけなのである。
わたしはたまたまSへの愛が強すぎて、Cさんがその曲をカバーしても心に響かず、
また、二次創作に対する姿勢があまりにも違うことにショックを受けてしまっただけなのだろう。
わたしはもうCさんは推せないけど、彼女は心優しく、たまに傷ついて立ち止まってしまうから、この文章が彼女の目に入らないことを祈っています。
少しは違ったのかもしれない。
「その曲はSのための曲なんだよ」
そんな厄介オタクの声が聞こえる。
死ね
ほんとに厄介オタクじゃねえか!
黙れV豚
S担当Pです 同じようなことを思っている人に出会えて少し心が救われています VtuberのCさんに関しては存在を知っている程度です 文章読んでて「わかるわ」連発した CさんがS担当という...