2019-10-02

クレーマーの一典型(だと思う)団塊世代位の男性について

私は40代女性接客業ではないが、大雑把に言えば客商売みたいな仕事をしている。

苦情電話も沢山受ける会社で十年以上働いていて思うこと。

・平日の昼間にしつこく電話を掛けてくる(多分暇人

・多分団塊前後位の年齢の男性

・恐らく知的レベルは高くない

・恐らく収入も高くない

・恐らく無職、あるいは社会的地位が高くない

・多分コンプレックスが強い。

…という属性の苦情者には、すぐ激高するし言ってることは理不尽だし身勝手だし、さらには男尊女卑傾向、権威主義的傾向が強く、すぐ「責任者出せ」「男出せ」と叫び始める人が多い。

今日もそんな男性因縁をつけられた。

「お前じゃない!責任者出せ!」→私がこの件については承りますので応じかねます(私)

といういつものやりとりの後、「じゃ、いい!お前の上司に話す」とガチャ切りした苦情者氏、すぐに再度の電話を掛けてきたので、ナンバーディスプレイを見た時点で隣の席の同僚(男性だが上司ではない)に出てもらい、適当にあしらってもらった。

そしたら、わざわざ同僚から電話を切った直後に、私を名指しして(残念ながら私の名前はバレている)、いきなり猫なで声。

「今ねえ、オタク課長さんにしっかり話しておいたから、これからはヒトの話ちゃんと聞くんだよ」

「ああ謝らなくていいから、”はい!”と言ってくれればいいんだ。そうすればもっと魅力的な女性になれるよ〇〇さん」

…腹も立つが、それ以上に哀れな苦情者の姿を想像し、隣の男性同僚と一緒に、お目出度い苦情者像を想像して少し笑った。

多分、あまり知的でもなく、お金もなさそうな苦情者氏は、本当に「◯◯の上司」が〇〇(私)を叱ってくれて、シュンとしている(はずの)私を諭して良い気分になりたかったのだろう。そうして、いくばくかの勝利を噛み締め、支配欲を満たしたのだろう。

その「上司」と私の二人から「哀れだねえ」と嘲笑われている可能性を、これっぽっちも考えないのだから、やはり知的レベルは高くない人物なのかな。

哀れではあるけれど、こういう苦情者はうんざりするほど多い。同じ人が何度も掛けてくるんじゃないかって位多いけど、この十年間に色んな部署を回っているが、どこに行ってもこういう苦情者がいるので、絶対に同一人物ではない。

こちらの時間一方的に奪い、そいつの中にしかない勝利を噛み締めているであろう苦情者、哀れではあるが実に迷惑クレーマーの一典型だと思う。

今日、ふと「支配欲」というキーワードが浮かんだ。

上司」に文句を言うだけでなく、わざわざ電話をし直して私を「諭す」までしなければならなかった苦情者氏は、こんな風に支配欲やプライドを満たし続けなければ日々が送れないほど、淋しいヒトなのかもしれないな。

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