この会社の製品は、いずれも安くて、品質がほどほどである、いやむしろあまり良くない。
いずれの製品も、Made in Japanであるが、一般的にMade in Japanで連想するような品質の商品を
この会社はおよそ作らない。1952年創業とあるので、決して新しい会社ではないのだが。
この前、シャンプーを買った。普通のシャンプより少しアワの出方が少ないシャンプーだった。
この前、シェービングクリームを買った。プラスチックの蓋がポロッと取れた。
日本製品にありがちな欠点である、品質の追求しすぎが、この会社にはない。
一見すると国産で品質が良さそうに見えるし、目につくところはしっかり作っている。
しかし、一度購入して使ってみると、微妙に手を抜いているのがすぐわかる。
それも、「まあ、この値段ならしょうがないかな〜」というあたりの
とはいえ、低品質なので、いわゆるこの会社の「信者」になる人はほとんどいないはずである。
しかし、安くてMade in Japanなので、なんとなく1回は買ってしまう人は多いのではないか?
私が注目しているのは、なぜこの会社が日本で存続できるのか?という点である。
一消費者の観点で言うと、デフレ期の日本製造業は、東南アジアの製造業に圧迫されて、
すべて高品質・高採算の方に向かっていた。
例えば、花王や資生堂の製品が、熊野油脂のようであることは全く考えられない。
こいつらの製品は、買ったら確実に一定以上の品質が確約されている。
一方で100円ショップに行けば、東南アジア製の石鹸やシャンプーが格安で売っており、
それらが国産の安物と比較して、実用上ひどく問題があるわけではない。
このような商品との競争を避けるために、日本製品は徹底的に品質を追求するイメージである。
安くて国産で、品質はせいぜい東南アジア製と同じぐらいである。
昭和ならば、特に珍しくもない会社だろうが、現代日本では珍しい。
なんでこんなバランスの会社が現代日本に現存しているのだろう???
そういうわけで、私はこの会社に注目している。
企業名書くと開示請求来るぞ!
元増田だけど 開示請求ってなに? 俺は100%、熊野油脂ともその競合他社とも無関係の人間なので、開示しても意味ないぞ。
名誉毀損で賠償金取れるからw まぁ増田やってるなら知ってるだろうけど、どこぞのブラック企業の告発記事がはてなに消された話がつい最近あったよな。 企業の削除依頼で消されたら...
いまどきは「Made in Japanは品質が良い」という前提がないので「この会社はMade in Japanなのに手抜きだ」と言われてもさもありなんという話にしかならない。
国産 & 普通品質 & 中価格 のスペックの日用品は、 外国製 & 普通品質 & 低価格 の商品に淘汰されてしまうのが今までの流れ。 そのレッドオーシャンを突き抜けて 国産 & ...
その会社、15年前?20年前?くらいに、石けんがいいっていって 一時期むちゃくちゃ売れたんだよね その時のバブル感が残ってるんじゃないの?
そうだったの ぜんぜん知らなかったは