国民に何の得もない消費税増税が一部に根強く好まれるのは、国民全体への他罰感情が得られるからだ。
そういう人たちはきっと、国などの共同体に要望ばかりする人々や団体という存在(それが何者かは各人の思想により異なるだろう)を想定している。
さらに、自分は抑制的に生きているのにそいつらが国を食い物にしているのだと思い込んでいるため、消費税増税自体もそれを決めた国が悪いのではなく、その人々や団体の要望によるコストが生んだ結果だと考えているのだ。
だから、国民全体に消費税増税が課されることは、その国民全体に隠された彼らへの罰と考えうるため、自分が損を被るとわかっていてもそれ以上の小気味よいものとなるわけである。
つまり、国が要望ばかりするそいつらを罰してくれた!みたいな感情ね。また、巻き込まれて損を被った怒りについても国ではなく、そういった人々や団体に向かう。
そうなると、その人の中では普段から怒りを感じていた対象を束縛する理由がみつかることにもなる。俺に要望のコストを押し付けるな!と。
以上から、一部の人々には、消費税増税は意識しないレベルで嬉しい事柄であり、国の借金だとかと関係無く「増税は仕方ない♪」という言い方にもなりうるのだ。
ということは、皆が「特定の誰かが国に負担をかけている」という妄想(もしくは他人を批判や束縛する喜び)から抜け出ない限り、誰も得しない増税を推し進める一部の国民というのが根強く存在し続けるのではないだろうかと思った。
そうかな?単に財政均衡論に対してこれ以外に解がないから仕方ないみたいな諦めがメインに見える
金持ちは消費しないから金持ちなんやで
消費税は消費そのものに課税されるから買い物したとき消費者に平等に掛かってくるのはご存じのとおり そうすると県外とか違う所からとか旅行で購入したひとも「その地方税も含めて...