tl;dr
さっさと転職しよアホらしw
最近SI業界に存在する何もできないおっさんSEの記事を読んだ。
恐ろしい事に、私は今までSESとしてその業界を渡り歩き、まさに記事のようなおっさんが存在する事を知っている。
私とそのおっさん達との違いは給与くらいなもので、私はSESのため商流が2つほど挟まって利益が会社や自分の手元に来る。
つまりこのまま時間が経てばそのおっさんの下位互換として業界に居座る形になるわけだ。
はっきり言って虚無の未来としか言いようがない。現場での私の単価が100万としても、手元に来るのはおよそ30万ない程度だ。
ここから100万円の仕事をしている自負が生まれるのか?私にその自負は持てなかった。
ならば所属元がコンテンツサービスを作成して自社開発にリソースを割くようになった時に戻れるように研鑽しつつ耐えるしかないのか?
無理だ。何年耐えればいい?
私はすでに自社開発を見越して現場に出てもらっていると聞いてから4年経過しているが、現在自社でコンテンツを作成しているのは2名ほどしかいない。
自分は仮想化インフラ基盤の業務を選任にしているが、それが自社で求められるとは到底思えないし、開発にコンバートして間もないレベルの技術力で少ない開発陣に貢献できるとも思えない。
私が経営層の視点なら、現場で開発経験を積んだ人間から優先的に戻すに決まっている。
つまり間もなく自分の惰性で生きてきた人生のツケを払う事になる。
幸い今の現場では自身初のバックエンド開発案件に参画することができ、今までとは比べものにならないモダンな開発環境でサービスを作ることを学べている。
日を経るごとに自分の至らなさを痛感するが、その分成長している手応えもある。
大丈夫、やれば何でもできるようになるから。現場の方から背中を押され、自分に言い聞かせ、少しずつ未知の分野が拓かれていった。
転職しようと。
私はSIが嫌いだ。一部本当に尊敬できる人間を除いて技術の研鑽やサービスのあるべき姿に向き合ってる人間が少なすぎる。
顧客のIT理解度が低く、エンジニアを見下した仕事の進め方が嫌いだ。
歩み寄る気の無い仕事の指示、消耗品として補充しては潰れるまで決して効率的ではない悪習残る仕事を延々とさせる思考が。
そして5年弱自分の糧になる環境を与えてくれたSESにしても、ついぞ好きになることはできなかった。
皆の力添えあって、自分の努力あっての今とはわかっていても、私にはこの業界構造は肯定できない。
思い上がりだろうが、それは今後の結果で明らかになる。是非もない。
どうか同じ境遇で疲弊している方がいたら、迷わず道を変えて欲しい。
出来ないことなんてない、時間が人よりかかるかもしれないが、いずれ出来るようになるから。
私は年明けからは自営業となり、一切の後ろ盾を無くすが、晴れやかな気持ちでしかない。
失敗しても死ぬわけではないし、何より自分と向き合って選んだ道だ。悔いはない。
SIerに使われる底辺の愚痴だろうと思ってたが、実例ありがとう
私コンサルも嫌い 日本のたいていのITコンサル(外資の日本支社ふくむ)が工数を生み出すだけのクソ詭弁野郎どもだから 昨今だとリーンインで新しいサービスを生み出して一山あてるた...