世の中在宅勤務できる仕事の方が少ない。
仕事に関する諸々はセキュリティの関係上自宅に持ち込めないものも多いし、
そもそもサービス業の人とか工場勤務の人とか、出勤しないと仕事がままならない人の方が多い。
どんな困難な状況にあっても出勤しようとするのは、
小学生の時から、全員皆勤することが良しとされている中で育ったから、
何が何でも出勤しないといけないというのが刷り込まれている。
「無理してこなくていいよ」と表向きは言うかもしれないけど、
裏でどのような評価をされているかを想像できないようでは、社会人としてやっていけない。
だから、無理とわかっていても、0.0000000000000000000000000000000000000000000000001%の可能性にかけるのが今の日本人。
あと、出勤しないと生命の危機にさらされる人がいる、いわゆるインフラ系の人を優先して通してあげようとか言う人がいる。
インフラ系の経験者としてはとてもありがたい話なんだけど、当の鉄道関係者もインフラ系の一人だし。
その人たちはこの困難な状況の中出勤して、復旧作業にあたられているわけで。その人たちはどうやって出勤したのか。
代わりにタクシーに乗るにしても、そのタクシーの運転手さんも出勤しているわけで。
もしかしたら家の前が冠水して出るのが大変だったかもしれない。
そこまで気を配ってほしかったなぁ。
「皆休みにしようよ」というのは簡単だけど、皆休みにしたら、鉄道も復旧しないし、排水もできないし、
そういうところを想像できる頭を持とう。
台風のときに畑を見に行って流されて死んでるわけですが