2019-09-10

美人に生まれたかった

私は女で、ヘテロであることは間違いないが幼い頃からずっと綺麗なお姉さんが大好きで大学生になった今も街で美人なお姉さん(といってももう歳は大差ないが…)を見かけると幸せ気持ちになってずっと眺めてしまう。しかし幼い頃と同じような気持ちで眺めることができなくなってしまった。

純粋に視界が幸せだなあ…という気持ちとともに、こんなに身近にも美しい人間が存在するというのに私はあちら側の人間にはなれなかったのだなという絶望が押し寄せてくる。幼い頃は大きくなったら私もあちら側の人間になるのだと特に疑うこともなく思っていた。幼い頃は幼さだけで可愛いしお世辞と本音の見分けもつかないから親戚や近所のおじちゃんおばちゃんが言っていた「可愛くて頭のいい○○ちゃんは大きくなったら女子アナかねえ、それとも女優さんかねえ」なんて言葉をそのまま受け取って、ああいテレビ活躍するような華やかななにかになれると信じていた。

写真を見返すと別に小さい頃から特に可愛いわけではないが上記のような理由小学校卒業する時友達撮影した写真を見返したときにあまりにブスで絶望するまでは自分のことを可愛いと思っていたし大きくなったら自分が大好きな美人さんの一員になれると信じて疑わなかった。学に入り、ようやく化粧ができるようになって、ネットプロに教わったりしながら無駄に高い粉を顔に塗るようになった。一度に使う量は少量なので厳密には間違った計算だが毎日7万くらい(もう少し高いかもしれない)粉や液体を顔に塗って生きている。そこまですればまあ人間と呼んでも差し支えないような顔には一応なるので最近美人だ/になったとか言われることも増えた。未だにアイプチとやらがうまくできないため目は相変わらず奥二重だがそれ以外の化粧はかなり限界近くまでできるようになったような気がするし年齢的にも恐らく今が私のピークだろう。それでも思い描いてた美女になれない。整形も年齢や金銭的な問題で今はしていないが模索はしていて、いろいろ見ているがどれだけ骨を削っても憧れていた美人には骨格的にもも絶対なれないんだろうなあ。

美人だって大変だよとか美人からって幸せじゃない、美人じゃなくてもモテるはいるよとか言われてもそうじゃないって感じ。特に最後モテるとか何の慰めにもならなさすぎて笑えてくる。私は美人になりたいって言っただけでモテたいなんてひとこともいってないのになんでそういう慰めになるんだわけがわからないよ…。

私は美人にはなれなかったが人に名前を言えば感心されるような大学合格してその大学トップ争いをしている頭が良くとても優しくしてくれる自慢の彼もいるし遊ぶのに困らないくらいのお小遣いももらっている。美人でないことを除けば自分の満足する水準は十分超えた生活を送っている。それでもどうしても街で綺麗な人を見るたび辛くなる。ただ純粋洋服とか着るの楽しいだろうなあ、鏡を見るのが楽しいだろうなあ、彼も私がもっと綺麗だったら嬉しいかなあとかいろいろ思ってしまう。美人であることによって生まれ副産物的な利益には大して興味がないか別に美醜の差がある必要はない。だから女の子が全員美人世界にならないかなあなんて思う。美人女の子を見ているだけで幸せになるし正直美人でない人は見たいと思わないし私も美人になれるしいいことしかない。

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