夏休みの旅行に向けていろいろ準備をしている。大手旅行会社の添乗員付きツアーなので、そんなに心配することはないはずなんだけど、なぜか「○○を忘れたらどうしよう」とかその他もろもろ下らないことが心配になり、あれもこれもと無駄な買い物をしている。
添乗員が電話をかけてきて、小学生の修学旅行でもここまで言わないんじゃないかと思うレベルの細かい注意事項や持ち物について説明してくれた。
自分の語学力はカタコト英語レベルだし、ろくに言葉の通じない国でいろいろなトラブルに対応する自信もないので、少々旅行代金が高くても、こういうツアーに頼るしかない。
でも知り合いの若者たちが、私よりずっと安月給のはずなのにいろいろ手段を探してしょっちゅうあちこちの国に出かけて行くのを見るとまぶしいと思う。しかも彼らの旅先といったら、一般的な観光地はあまりなくて、「え?そんな国に行って治安とか大丈夫なの」と心配になるような国多数。
多少迷おうがトラブルに遭おうがそれも旅の醍醐味なんだろうけど、歳とともにリスクを恐れる気持ちばかりが強くなってしまった。自分が行くプロに守られた旅は本物じゃないような気もするけど、もはや若者たちのような勇気というか無鉄砲さはない。
表面的な物見遊山になりそうだけど、それはそれで楽しんでこようと思う。