うーん。その価値ってなぁ、
……って、いまいち分かりにくい書き方だなあと自分でも思うんだが、要するに、命の価値を言うときに枕詞のように「かけがえのない」って言うだろ?かけがえ=掛替え ってのは要するに代替物のこと。つまり、もしアンタの言うような等価交換則が成立したら、その瞬間命は「かけがえのある」ものになる。そして命自体の価値が減ずるわけよ。そうなったら、我々の命への考え方それ自体が変質することになるのかもしれない。でも、アンタが命に対して前提にしている価値は、文章を読む限りでは「かけがえのない」ものの価値だと思われるので「失われたら再び回復することができない」を前提にしてんじゃね? と言ってるわけな。
あと命は可塑性がある。つまり、アンタが生きている間にアンタの価値は(良い方へばかりとは限らないだろうが)変わる可能性がある。それも込みでのアンタの価値だからさ。そういうことな。