うちの旦那と結婚したとき、彼は中2の息子を連れたシングルファザーだった。元妻は健在だけど、育児放棄もあって離別だったと聞いた。
中2の息子は、結婚前から私と暮らすのを楽しみにしていたけど、私は思春期男子は難しそうだなと心配だった。
暮らしてみたら、夕食の支度をする私の横にくっついてずっとしゃべりまくってた。学校のことや好きなマンガのこと、そしてゲームを貸してくれて一緒にやったりもした。
でも、正直大変だった。毎日のお弁当作りとか、塾のお弁当とか。旦那は残業が続いてたし、息子のために私は定時帰りが増えて、負担だなと思ってた。
実母のところになんでいかないんだろうって。
そんな息子も、月に1度、帰ってくるなり寝込んでいる日があった。どうしたのか聞いても、首を振るだけだった。
あとで旦那に聞くと、実母と面会してお小遣いをもらってくる日だったらしい。
どうしても会いたくないっていう。
そんなにイヤなら、親権も父親だし、行かなくていいじゃないと思った。でも、同時に、全部の世話を継母の私に押しつけてる元妻に猛烈に腹が立った。
汗だくの胴着を洗って干して持たせるのは、本当はあなたの役割じゃないの?
実母でしょ?
だから、共同親権の話を聞いて、離婚したからって全部継母とか継父とかに丸投げしないでよって気持ちが最初に出てきた。
その後に、ちょっとだけ、会いたくない子は会いたくないだろうなって思いだした。
もう10年も前のことだけどね。
強く生きろ。共同親権あれば増田は楽になったのかね。