支配構造の仕組みを解説する動画がとても面白い(日本語字幕がないのが非常に残念)。
The Rules for Rulers: https://www.youtube.com/watch?v=rStL7niR7gs
7:00あたりから、民主主義において市民は、"個別の願いをもつ個人"として捉えられるのではなく、"各属性毎のグループ(e.g. 高齢者グループ、経営者グループ、貧乏グループ)"として捉えられるという話が出てくる。
そして選挙に行かないグループ(e.g. 若者グループ)は、権力を維持するために気にする必要がないグループとして権力者から完全に無視されると。
自分一人が選挙に行ったところで世の中変わらないと確かに感じるが、自分は大きなグループの一員と考えるとちょっと違って感じられる。選挙に行かないとそもそもどのくらい大きなグループかすら見てもらうこともできずに無視されるのだ!ヤベェ!
と、動画から選挙の話だけ切り取ってしまうとあちこちで散々言われている話になってしまうので目新しくも何ともないが、動画で語られる独裁や革命の仕組みとの比較の中で考えると、なるほど選挙に行かないとヤベェ!となれる(かも)。
選挙に行かないグループは、ある特定の権力者の意地悪で無視されているわけではなく、権力を維持するための仕組みによって"あらゆる"権力者によって"自動的"にグループ丸ごと無視されているのだ。
選挙に行こう。
でもキモくて金のないおっさんの存在はグループとして存在していても無視しようとするんですよねわかります
京アニ事件はファンがいなかったら33人死なずに済んだ。選挙もいかなければ悲惨な政治は防げる。京アニ事件を繰り返してはいけない。